3年間にがん患者70人に投薬ミス

    病院、服用量を規定より低く処方  シドニーのセント・ビンセント病院で、化学療法を受けていたがん患者70人近くに規定よりはるかに低い服用量を処方するというミスが3年間続いていた。  ABC放送(電子版)が伝えた。  この服用量不足は2012年から始まっていたが、ようやく今になって生存患者やその家族に通知し始めた。この3年間、同病院のがん専門医、ジョン・グリギール医師は、頭や首の腫瘍に悩む患者に対して...

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    切断手術脚2本、塵芥処理場で発見

    医療廃棄物専門焼却場設立の声  NSW州ニューカッスル市西部ウォルセンドの塵芥処理場で切断手術を受けた脚2本に捨てられていた事故を受けて、医療廃棄物専門の焼却場を建てるように求める声が広がっている。  ABC放送(電子版)が伝えた。  2月16日、ニューカッスルのサマーヒル塵芥処理場の作業員が一般ゴミの山の中から人間の脚2本や注射器、血液の入った試験管など医療廃棄物を発見した。そのため、環境、保健...

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    シドニー首都圏西でも東でも乱闘騒ぎ

    2箇所で、死亡1人負傷者多数  2月12日夜、シドニー首都圏西部のボニーリグで少なくとも5人が乱闘し、26歳の男性一人が死亡した。  シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。  同日午後11時頃、通報で警察がボニーリグのホウィット・プレースに出動したところ、5人が刺されたり、骨折する重傷を負って倒れており、そのうちの一人、ライ・ホさんが死亡した。また、4人も病院に運ばれ、治療を受けてい...

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    マレー川で水上スキー選手死亡

    予選滑走中に転倒、意識不明に  2月13日、NSW州南部リベリナ地域のVIC州との州境を流れるマレー川で開かれていた水上スキー・コンペティションで、51歳の男性が予選中に転倒、引き揚げられた時は意識不明状態だったが、その後、死亡と宣告された。  ABC放送(電子版)が伝えた。  スキー・レーシング・オーストラリアが声明を発表し、事故が起きたのは同日午後2時30分頃、モアマ付近の会場で、「サザン80...

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    女性バックパッカー2人、誘拐強姦さる

    SA州人里離れた砂浜のキャンプ場  アデレードのはるか南、細長い砂丘の続く国立公園でキャンプしていた外国人女性バックパッカー2人が誘拐、強姦された上に殺害されかけたとする事件で、アデレード在住の男が誘拐強姦殺人未遂などの容疑で起訴された。  ABC放送(電子版)が伝えた。  2月9日午後6時30分頃、クーロン国立公園に近いソルト・クリークで重大な暴行事件との通報で警察が出動、女性2人を保護...

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    NSW州政府、オーバーン市議会停止

    市議兼ねる開発業者の決議に待った  シドニー首都圏西部のオーバーン市議会は何人かの不動産開発業者が市長、副市長や議員を兼ねており、その市議会が、副市長の所有する不動産開発企業に有利な認可や土地売却を決議するなどしており、州政府は公開調査を始めていたが、その調査が完了しないうちに同市議会を停止し、管理人を任命した。副市長はこれとは別に4か月の公職停止処分を受けており、副市長はこの決定を不服として差し...

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    ブルキナ・ファソで誘拐の豪女性解放に

    住民医療の夫妻をアルカイダが誘拐  1972年以来、アフリカのブルキナ・ファソに住み着き、地元民の医療に当たってきたオーストラリア人のケン・エリオット、ジョスリン・エリオットさん夫妻がうち続く地域の政情不安の中で、2016年1月15日にイスラム系武装グループに誘拐され、行方が分からなくなっていた。  2月6日付のABC放送(電子版)の報道で、武装グループがジョスリンさんの無条件解放を発表しことが伝...

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    11歳の少年、殺人罪で起訴される

    パース都心で刺殺事件容疑者4人  2016年1月27日、オーストラリア・デーから日が変わって間もなく、WA州パース都心のエスプラネード・バス鉄道駅で口論から乱闘になり、26歳の男性が刺されて死亡した。この事件でWA州警察は11歳の少年を含む4人を殺人容疑などで起訴した。  ABC放送(電子版)が伝えた。  連邦法により、刑事責任最低年齢は10歳と定められている。これまでに成人3人が殺人容疑で起訴さ...

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    警察官、CSG反対活動家にスプレー

    無抵抗運動に異例の強硬手段  NSW州北西部ピリガのサントス社炭層ガス(CSG)開発現場で、CSG開発反対派排除の警察官が活動家の顔に至近距離からカプシカム・スプレーを吹き付けたことが報道されている。  シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。  カプシカム・スプレーを受けたのはSA州在住のケリ・トンキンさん(47)で、「2月1日の抗議行動の際に警察官に帽子とめがねをはぎ取られ、その上...

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    ティーネージャ死亡、成人2人不調に

    警察、合成大麻の危険を警告  違法薬物の取締りは取締りを逃れようとする薬物密売人や製造人が指定薬物の分子式を少し変えることで取締りを逃れ、それが違法薬物に指定されると再び分子式を変えるといういたちごっこになっている。そのような新手の合成カナビス(大麻)で十代の少年1人が死亡し、成人2人が身体不調を訴えたことから、警察では、「合成薬物はその性質上内容がはっきりせず、また毒性なども確定していないため非...

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