不動産のプロに聞く 豪州不動産事情
第69回
今月の不動産の見通し
2017年の後半から低迷し始めた不動産価格ですが、シドニー、メルボルンを中心にオーストラリア主要都市の不動産価格は落ち着いています。
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オーストラリア各シティー中心部の不動産価格予想
シドニーでは、18年1月までの5カ月にわたり価格が下落しており、17年7月からは3パーセント、...
不動産のプロに聞く 豪州不動産事情
第68回
今月の不動産の見通し
2017年の後半ごろから不動産価格が低迷を始め、シドニーでもわずかながら1.3パーセントの価格の下落を見せました。2018年はエリアにもよりますが、5パーセント前後の下落が予測されています。今後数年は低迷が予測され大きく落ちたとしてもシドニーは10パーセント前後、メルボルンはシドニーほどの下落は見られず5パーセント前後ではな...
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第67回
今月の不動産の見通し
2017年を振り返ると、不動産上場価格は12年から現在までずっと20パーセント前後の成長を見せてきましたが、最近やっと高止まりして、シドニーでも直近の四半期は1.4パーセントの価格の下落率を見せました。
また、オーストラリア全体では、0.2パーセントの下落率でした。新聞やテレビのニュースなどでも「住宅ブームはほぼ終わっ...
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第66回
今月の不動産の見通し
今年も残すところ1カ月となりました。今月の不動産の見通しと併せ、今年の動きを振り返りたいと思います。
この数カ月でシドニー、メルボルンの不動産上場価格は停滞気味になりました。毎年、来年は価格が下がるだろうと予測されていましたが、今年は実際に価格の停滞、エリアによっては下落気味です。11月中旬のオークション落札レートは60パーセント...
不動産のプロに聞く 豪州不動産事情
第65回
今月の不動産の見通し
10月21日付けのシドニー不動産オークション落札率は70.4パーセントとなり、前週の68.4パーセントに比べ上昇傾向にあったものの、昨年同時期の84.4パーセントに比べると大きく下回っています。
一方で、オークション物件数は、昨年同時期の629件に対し、10月14日は725件、21日は663件と昨年を上回る数となっており、来週には...
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第64回
今月の不動産の見通し
9月16日付けのシドニー不動産オークション落札率は67%となり、2015年12月以降一番低い落札率となりました。前週は73.2%と比較的好調だったものの、過去5週間のうちの4週は70%を下回る結果が続いています。
一方で、オークション物件数は、前週682件に対し、763件と増加しており、過去3カ月で一番多い件数が記録されました。翌...
不動産のプロに聞く 豪州不動産事情
第63回
今月の不動産の見通し
本格的な冬場のせいか、オーストラリアでは全体的に8月の不動産の動きが鈍くなりました。それぞれのポイントごとに見ていきましょう。
住宅売買の動き
8月19日のシドニーにおけるオークション落札率は69.4パーセントとなりました。前週の73.7パーセントからの下降率も著しく、2010年6月以降、初めて70パーセントを下回る結果となりまし...
不動産のプロに聞く 豪州不動産事情
第62回
今月の不動産の見通し
冬の時期は不動産の動きが鈍くなる傾向があります。5月の動きは若干鈍くなり、また少しずつではありますが、シドニーとメルボルンで伸長が見られます。
不動産のオークション落札率は、シドニーで75パーセント前後、メルボルンでも74パーセント前後と昨年に比べて若干落ちこみはしたものの、未だに物件価格は上昇し続けています。
6月のシドニー...
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第61回
今月の不動産の見通し
シドニーの住宅事情については、今まで一戸建て住宅の建築戸数が集合住宅よりも多く建築されていました。しかし、今年の4月に、初めてアパートの建築戸数が一戸建て住宅を上回り、時代が大きく変化したというニュースを目にしました。
特にシドニー西部のパラマタ・エリアにおいては、高層マンションの着工が今後も多く見込まれており、住宅供給における状...
不動産のプロに聞く 豪州不動産事情
第60回
今月の不動産の見通し
このところニュースで、オーストラリア人の収入に対し、住宅ローンの銀行借り入れの比率が異常に高く、今後金利が上昇した際の返済が出来るかどうか懸念する声が報道されています。
そんな中でも5月のシドニーにおける不動産のオークション落札率は、昨年に比べて活発な動きを見せています。中間価格帯も最近毎月のように上昇を更新しており、130万ドル...