第6回犬にとって毒性のあるQLD州の庭の植物②
今号も前回に引き続き、毒性のある庭の植物を紹介する。犬が庭の植物を口にすることはまれだが、木の枝をくわえて遊んだり、かじったりすることは多い。木の種類によっては、かけらを飲み込まないように気を付けたい。
QLD州の庭でよく目にする、犬にとって毒性のある植物と口にした時の症状
ラッパ水仙(Daffodil):球根が最も危険。嘔吐、唾液過多、...
第5回犬にとって毒性のある庭の植物①
我が家のスパーキーはあれほどやんちゃな子犬だったのに、1歳になるころにはすっかりおとなしくなり、洗濯物を干しても飛びついて穴を空けたりしないし、庭の水道のホースをかじってそこら中を洪水にしたりすることもなくなった。ボーダー・コリーの先輩飼い主さんたちに我が家の惨状を嘆く度に「1~2歳になったらいたずらがピタっと止まるから安心して」と言われていたが、本当...
第4回犬が食べてはいけない物 パピー・スクール(3)
スパーキーは、あっという間に大きくなっていった
我が家のスパーキーが通っていたパピー・スクールでは、まず犬に社交性を身に着けさせることを教えていた。初めのころ、スクールで一番大きな体をしているくせに、怖がってキュウキュウ鳴きながらなかなか飼い主の元から離れようとしなかったドーベルマンの子犬がいた。飼い主の初老の男性にとても大切にされ...
第3回ペット・ショップは商売上手? パピー・スクール(2)
きちんとしたデータで確認したことはないのだが、オーストラリアの犬は一般的に社交的でよく訓練されているような気がする。道を歩いているとリードなしでもぴったりと飼い主に付いて歩く犬を見掛けることがあるし、リードを付けていても、犬に引っ張られて散歩させられているような状態の飼い主をほぼ見掛けない。犬がリードなしで走り回れる広大なドッグ・...
第2回ボーダー・コリーは破壊王?! パピー・スクール(1)
我が家にやって来たばかりのスパーキーは、外で生活することにもすぐに慣れ、敷地の外へのゲートを開けても「よし」というまで逃げ出したりしない、賢い犬だった。だが……。
そのやんちゃぶりは、凄まじかった。外に出していたサンダルや物がボロボロになるのは、当たり前。ある日、庭に面した大きな網戸が枠ごと外れて、ボロボロになって芝生の上に横たわ...
第1回ボーダー・コリーがやって来た
数年前、小さなユニットから庭のある一軒家に引っ越すことになった。一軒家、庭、ときたら、動物好きの私たち家族が次に欲しくなるのは犬である。しかし娘たちは、大型犬は怖くて嫌だと言う。そしてオーストラリア人の夫は、犬という生き物は男たちにとってはバディーであり、トイ・プードルなどの小型犬ではどうしても物足りないと言い張る。あまり大きくならず、小型犬でもない犬…...