第17回QLD州で犬と楽しむクリスマス
真夏のQLD州で過ごすクリスマスは、いったん慣れてしまうとこのリラックスした雰囲気がたまらない。プールへ飛び込んだり、屋外でバーベキューをしたりしながらご馳走を食べて家族と過ごすクリスマス。そして足元に寝そべるのは、家族の一員であるペットたちだ。
そんな犬たちとのクリスマスを更に盛り上げるイベントも各地で開催される。ゴールドコーストのロビーナ・タウン...
第16回クイーンズランド州の犬のイベント
今月は、犬に関するイベントがゴールドコーストとブリスベンで数多く開かれる。
ゴールドコーストでは、犬との散歩についてやドッグ・パークでのエチケットなどのアドバイスを専門家から学ぶ無料のイベント「アクティブ・ペッツ−ウォーク・ウィズ・ミー(Active Pets – Walk Me)」がロビーナ(11月10日、www.goldcoast.qld.go...
第15回犬好きにお薦めなオーストラリアのテレビ番組と動画
オーストラリアで犬やペットが登場するテレビ番組といえば、まず頭に浮かぶのはチャーミングな笑顔のおじいちゃん獣医師、ドクター・ハリーの番組ではないだろうか。
ドクター・ハリーは1990年代からガーデニング番組の「バークス・バックヤード」に登場して人気者となり、現在はチャンネル7で金曜日の夜7時に放送される「ベター・ホームズ・アンド・ガ...
第14回英語のイディオムに登場する犬たち
「犬も歩けば棒に当たる」「犬猿の仲」「夫婦げんかは犬も食わない」など、犬に関する日本語のことわざや慣用句は多い。犬という動物が私たち日本人の生活の一部として深くなじんできたという証だろう。もちろん英語にも、同じように犬に関するイディオムやフレーズがある。
「It’s raining cats and dogs」はどしゃ降りの雨が降っているということ...
第13回規制されている犬種と気性の荒い犬
我が家からほど近い場所にあるレンタル倉庫会社には、夜になるといかにも獰猛(どうもう)そうな真っ黒な犬が敷地内に数匹放たれている。番犬として活躍するこういった気性の荒い犬たちには、オーストラリアの州や市によってさまざまな規制があるようだ。
例えば威風堂々とした立ち姿が美しい、日本の土佐犬。QLD州やNSW州などでは法的規制された犬種「Restrict...
第11回犬を連れていけるマーケット
日中も日差しが強すぎず、犬を連れての散歩や外出に気持ちの良い季節がやって来た。たまには、我が家のスパーキーと一緒に買い物でもしたい……と考えて、はたと気付いた。犬を連れていけるオープン・カフェはたくさんあるものの、残念ながら、ゴールドコーストには犬連れを許可しているマーケットやショッピング・センターがあまりない。
そんなゴールドコーストでも、ハーバータウ...
第10回オーストラリアで人気の犬種
オーストラリアでは、約480万頭もの犬がペットやワーキング・ドッグとして人と共に暮らしているそうだ。犬を飼っている世帯は38%(※1)に上る。一方、オーストラリアの6倍もの人口を抱える日本では約1,000万頭の犬が飼育されているが、犬の飼育世帯数の割合は意外と少なく、約13%(※2)にとどまっている。やはり日本と比べてみても、オーストラリア人はかなりの犬...
第9回犬と住む場合の地域の決まりについて
スパーキーが我が家にやって来てしばらくすると、市役所から手紙が届いた。どうやらスパーキーが吠えてうるさいと、近所の人からクレームがあったようなのだ。スパーキーはそのころ、まだ子犬でやんちゃ盛り。むだ吠えは一切しなかったが、誰かが我が家の塀へ近付くと、ワンワンワン……!と、ここぞとばかりに番犬魂を発揮していた。番犬としては優秀でうれしい限りだが、近所...
第8回犬の散歩で気を付けたいこと②
我が家のスパーキーの散歩コースには、こじんまりとしたと言っても日本の住宅街のものに比べればかなり広い敷地の公園があり、リードを外して犬を自由に走らせることができるドッグ・パークがある。ドッグ・パークはオフ・リーシュ・エリアとも呼ばれ、その形態はただの空き地のような場所もあれば、幼児用の遊具と柵を隔てて隣接している公園などもある。
我が家から少し離れた地域...
第7回犬の散歩で気を付けたいこと
焼けつくような日差しが続く、夏真っ盛りのオーストラリア。我が家のスパーキーも最近は大好きなフリスビーさえ数回でバテてしまい、もうこれ以上走らせないでくれというような目をこちらに向けるようになった。それでも散歩だけは別。近所に住んでいる私の父が毎朝散歩に連れていってくれるのだが、父が玄関先にやって来るだけで、もう待ちきれないといった声を出しながら扉の前でくる...