ワンダフル・ライフ in AUS
感染症、エーリキア症に注意
昨年からオーストラリアでは大型のダニ、マダニに刺されることよって犬に感染するエーリキア症(またはエールリヒア症、Ehrlichiosis)が問題になっている。これまで国内では確認されていなかったこの感染症が、昨年6月にノーザン・テリトリーのキャサリンやアリス・スプリングスの西側、西オーストラリア州の北部や西側などの地域で確認され、30...
ワンダフル・ライフ in AUS
感染症、エーリキア症に注意
昨年からオーストラリアでは大型のダニ、マダニに刺されることよって犬に感染するエーリキア症(またはエールリヒア症、Ehrlichiosis)が問題になっている。これまで国内では確認されていなかったこの感染症が、昨年6月にノーザン・テリトリーのキャサリンやアリス・スプリングスの西側、西オーストラリア州の北部や西側などの地域で確認され、30...
ワンダフル・ライフ in AUS2020年の犬の名前ランキング
先日、2020年に最も人気のあった犬の名前がニュー・サウス・ウェールズ(NSW)州政府から発表された。1位に輝いたのは、「ベラ(Bella)」。2015年、18年にも1位を獲得したこの名前は、19年の調査では「ルナ(Luna)」に敗れて2位となってしまったが、昨年は見事1位に返り咲いたのだそうだ。
2020年の犬の名前人気ラン...
ワンダフル・ライフ in AUS雑種犬のミックスを知るDNAテスト
先日、予防注射と健康診断を受けるため、近所の獣医へスパーキーを連れて行った。スパーキーは今年も至って健康で、体重の増加もたった1キロ。獣医さんのお墨付きをもらって診察を終えた。帰り際の支払いの際、ふとカウンターに置いてある青い箱が目に入った。箱には「DNAテスト」と書いてある。聞いてみると、これは雑種犬にどんな犬種が混ざって...
ワンダフル・ライフ in AUSオーストラリア首相と犬
1月20日に米国の大統領が入れ替わる。バイデン氏が大統領になると、ホワイトハウスにまたペットとしてファースト・ドッグの伝統が戻って来る!と、何ともほほ笑ましいニュースを見掛けるようになった。オーストラリアの歴代首相はどうか。こちらも犬好きが多い。
モリソン首相のSNSに登場する犬のバディ
オーストラリアの首相には、住居としてザ・ロッ...
ワンダフル・ライフ in AUSディンゴ・エイト・マイ・ベイビー!
ディンゴに連れ去られて亡くなったアザレア・チェンバレインの事件が、今年になって再び話題だ。家族が当時乗っていた車が博物館に展示されたニュースや、母親のリンディ・チェンバレインのインタビューがテレビ放送されているのを見かけた人もいるのではないだろうか。
1980年に起きたこの事件は、その後長期にわ...
ワンダフル・ライフ in AUS豪州で人気の犬種トップ10(2020年上半期)
新型コロナウイルスの影響で、オーストラリアでも生活様式が変わってきている。特に外出規制の期間中は、生活がガラっと変わった人も多かったのではないだろうか。おかげで自宅で過ごす時間が増え、ペットを飼おうと考える人が今年は急増したそうだ。
そんな今年上半期のオーストラリアで、最も多く検索された480種の中から人気の犬種ト...
第21回緊急時の動物病院
先日、友人のKさんから怖い話を聞いた。Kさんが飼っている犬が、他の犬に噛みついてしまったというのだ。普段はフレンドリーでよく訓練された犬なのだが、なぜかそこにいたグレイハウンドと喧嘩になってしまい、相手にけがをさせてしまったらしい。
Kさんの夫が慌てて止めに入ったが、興奮したKさんの犬は、誤ってKさんの夫の手まで噛んでしまったようだ。休日だったために診療してくれる...
第19回カンガルーの尻尾とウサギの耳
ペット・ショップでオーストラリアらしいなぁと思うのは、カンガルーの生肉が冷蔵、冷凍のエリアに必ず置いてあること。牧場で育つ家畜とは違い、自然界で育つカンガルーには脂肪分がたった3、4パーセントしかなく、高たんぱくでビタミンやミネラルも豊富な優秀なドッグ・フードなのだそうだ。カンガルーの肉は人間の食用肉としても流通しており、知人のボディビルダーなどは、体...
第18回犬の年齢の数え方
先日、面白いニュースを見かけた。犬の年齢は、1年に7をかけて計算するとこれまで一般的に言われていたが、実は違うという研究論文が発表されたのだ。
一般的に使われていた計算方法だと、犬は1年で7歳になり、2年で14歳、10年で70歳になる。おそらく人間の寿命と犬の寿命を照らし合わせてみたところ、単純に7をかけると丁度いいということで使用されてきたのだろう。
ところがア...