ジェリー・ハービーの企業はJobKeeper返済を拒否
小売りブランド・グループ富豪、ソロモン・ルー氏は、コロナウイルス猖獗中の社員雇用確保対策のJobKeeper制度で連邦政府から受け取った1,560万ドルを返済すると発表した。一方、ハービー・ノーマンのトップ、ジェリー・ハービー氏は返済の考えを否定した。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
ルー氏はPremier...
設置世帯の売電に電力会社が経費請求
一般世帯はソーラー・パネルをグリッドに接続し、昼間の電力使用量が少なく、発電量の多い時間帯にグリッドに電力を売り、夜間の電力使用量が多い時にグリッドから電力を買うのが普通だが、電力会社はソーラー・パネルから送られてくる変動の激しい電力を基準の質に保つために設備に投資しなければならない、との理由で世帯のソーラー・パネルに対して接続料金を請求する案を以前から打ち出...
新疆産棉花輸入禁止の連邦上院議員法案
連邦上院議員が中国の新疆ウイグル自治区産の棉花の輸入を禁止する法案を提出、国内のウイグル系国民もこの法案支持の意思を発表している。
4月27日付ABC放送(電子版)が伝えた。
新疆ウイグル自治区の棉花の生産量は世界の総量の20%を占めると言われているが、中国大陸北西部の新疆地域では中国政府のウイグル人弾圧が進行しており、ウイグル人が棉花の生産に強制労働で...
ブルーマウンテン直通トンネル案に断
シドニーから大分水嶺を越えてバサースト方面に行く道路はカトゥーンバを抜けるグレート・ウェスタン・ハイウェイ、ベルズ・ライン・オブ・ロードしかなく、後は北のハンター・バレー回りか南のヤス回りということになる。しかし、グレート・ウェスタン・ハイウェイは休暇時や交通事故時にはあっという間に渋滞する。北を抜けるベルズ・ライン・オブ・ロードは道路も狭く峻険でしかもブッシ...
連邦の意思疎通の悪さに「透明性」要求の声
4月19日の全国閣僚会議で、連邦、州、準州の首相、主席大臣は、困難続きのコロナウイルス・ワクチン接種全国プログラムを一旦破棄し、新規編成する考えを話し合った。
一方、これまでも連邦政府の意思疎通の悪さが州政府や接種担当の医療従事者から指摘されることがあり、今回も、「接種プログラムの透明性」を求める声が上がっている。
ABC放送(電子版)が伝えた。
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モリソン連邦首相、mRNAワクチン研究支援発言
スコット・モリソン連邦首相は、現在と将来のパンデミックと闘うため、次世代ワクチンと呼ばれるmRNAタイプのワクチンの国内研究開発を政府が支援する考えを明らかにした。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
コロナウイルス・ワクチン研究開発を短時日のうちに成し遂げたmRNA技術は、多くの人命を救うことになり、また、突然変異に...
留学生受け入れの大学機関が隔離制度に意見
国内のコロナウイルスがほぼ根絶され、海外留学生の大学復帰が現実の見通しになってきているが、海外留学生受け入れ機関は、「QLD州は留学生の大学復帰に最適な条件にあるが、州政府は、入国留学生をブリスベン西部の隔離施設に収容するという案にこだわり過ぎている。代替案を出すべきだ」との意見を挙げている。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた...
モリソン連邦首相のワクチン・パスポート案再燃
4月15日、スコット・モリソン連邦首相は、「コロナウイルス・ワクチン接種済みの国民は海外渡航も帰国も高経費の14日間ホテル隔離を免除すべき」と語った。
ABC放送(電子版)が伝えた。
モリソン首相は、「ワクチン接種済み国民は、ビジネス、医療、重要な家族の用事、葬儀など重要な理由でなら海外渡航も認めるべきだ。ワクチン接種済みの国民は、ホテル隔離は免...
前豪郵便CEO、モリソン連邦首相非難
4月12日、前オーストラリア郵便CEOのクリスティーン・ホルゲート氏は、連邦議会上院でのオーストラリア郵便問題調査委員会で証言し、「功績のあった社員に高価な時計を贈ったことは、(オーストラリア政府100%株主の)民営企業としては違法行為ではない。私が女だから、スコット・モリソン連邦首相らのいやがらせにあってやめざるを得ないところに追い込まれた」と証言した。
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国内の医師ら、アストラゼネカ事故の責任免除要求
国内でアストラゼネカ・ワクチン接種に動員されている医師の多数が、「被接種者の副反応が致命的な結果になった場合に、接種した医療従事者の法的責任を連邦政府が迅速に明確にしない限り、アストラゼネカ・ワクチンの接種はできない」と要求している。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
連邦政府に対して、医学専門家パネルが、「ごくまれ...