流通機構の海外からの輸入量も減らず
農家は農作物が不作でも困るが豊作も過ぎると値崩れし、原価割れで出荷しても利益どころか赤字がかさむため、大量に廃棄処分し、値崩れを防ぐことになる。
現在、オーストラリア国内ではアボカドが大豊作の上に、スーパーマーケットなどの流通機構が輸入量を削減しないため、国内で作物がだぶついており、WA州の農家では、箱詰め、出荷してもコストの方が高くなるため、大量に農地に廃...
全車両の床下部分に広範囲の亀裂、代替車両なし
シドニー市内セントラル駅から旧貨物線を通ってダリッジ・ヒル駅に至るインナーウェスト・ライトレールは、つい最近、一部の車両の床下部分で亀裂が発見され、他の車両も点検したところ、12編成の車両すべてに同じ亀裂ができていた。そのため、設計不良ということですべての車両の修理作業をしなければならなくなっており、すべての作業が終わるまでに18か月かかると予想され...
全車両の床下部分に広範囲の亀裂、代替車両なし
シドニー市内セントラル駅から旧貨物線を通ってダリッジ・ヒル駅に至るインナーウェスト・ライトレールは、つい最近、一部の車両の床下部分で亀裂が発見され、他の車両も点検したところ、12編成の車両すべてに同じ亀裂ができていた。そのため、設計不良ということですべての車両の修理作業をしなければならなくなっており、すべての作業が終わるまでに18か月かかると予想され...
380億ドルが「払うべきでなかった」企業のフトコロに
11月2日付ABC放送は、「新しく出たデータによれば、パンデミックで打撃を受けた企業に対して雇用を維持するためのJobKeeper補助金のうち380億ドルが、業績が悪化水準以下に下がらなかった企業に支払われていた」と分析している。業績悪化の水準として30%以上悪化した場合と定められていた。
連邦議会予算局(PBO)のまとめたデータで、パンデ...
各州の規制解除に伴う感染リスクの増大に対応
NSW、VIC両州が接種率向上に合わせてロックダウン、規制解除を進めており、さらに完全接種済み海外旅行者のホテル隔離も免除されるようになり、オーストラリア全体が「ゼロ感染」から「コロナウイルスとの共存」に大きく舵を切り替えている。そのため、不特定多数の客と接するカンタス航空などの航空会社、コモンウェルスやウェストパックなどの銀行が社員のワクチン接種を義...
ジェットスターとも世界各地への航空路復活
10月22日付ABC放送(電子版)は、11月からカンタス航空、ジェットスター社が徐々に世界各地への国際航空路線を再開する計画を発表したと伝えている。
12月19日からシドニー・成田間路線の再開も予定されている。
22日、アラン・ジョイス・カンタス航空CEOは、「国際航空路線再開に向けて社員を呼び戻し、体制を固めつつある」と語り、11月・12月に再開予...
Fair Work委員会が高齢者介護施設措置を認める
9月27日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、インフルエンザ・ワクチン接種を拒否したことで高齢者介護施設を解雇された職員が、解雇不当の訴えを、労使紛争を調停する公的機関のFair Work委員会に起こしていたが、同委員会はこの訴えを退け、限定された条件でワクチン接種拒否を解雇の理由にできるとの判断を下したことを伝えている。...
9月28日午前9時から午後1時まで
NSW州営鉄道職員は9月28日午前9時から午後1時までストライキを決行した。一部で代替バスが運行され、またコロナウイルス・パンデミックのさなかで人的移動も少なく影響は小さい模様。
鉄道市電バス労働組合(RTBU)は、現在、州政府との労使交渉が停滞しており、27日に州郡部と都市部の鉄道網全体でストライキを決行すると発表していた。
NSW州交通局のハワード・コ...
民営空港所有地に連邦計画に先行
8月26日付ABC放送(電子版)によると、QLD州政府は2021年初めに計画していた入国者隔離施設を連邦政府の計画に先行して建設する計画を明らかにした。
建設予定地はブリスベン市の西方トゥーンバ市に近い国内唯一の民営空港ウェルキャンプ空港に隣接する土地で、ウェルキャンプ空港を経営する地元富豪ワグナー一族の所有地であり、同一族が隔離施設土地提供を提案していた。
...
2022年3月末日までに22,000人全員に
8月18日付ABC放送(電子版)は、カンタス社が、22,000人の社員全員にコロナウイルス・ワクチン接種を義務づけると発表したことを伝えている。
カンタス社は、「ロックダウンから抜け出すには接種を広げるしかない」と発表している。
ただし、パイロット、客室乗務員、空港で客と接する部署の社員は2021年11月15日までに2回の接種を済ませること、後方...