コロナウイルスでバックパッカーも国内労働者も途絶え
2020年/21年の果実が熟す時期、国内果樹園は果実がたわわに実ったまま摘み取る人手がないため腐って落ちる一方、青果市場では供給不足で価格が高騰するおそれが伝えられている。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
オーストラリアの農園は収穫にバックパッカー、ワーキング・ホリデー・メーカーなど若年外国人旅行者や、太平洋島...
コロナウイルス後の事業復活に
12月23日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、カンタス社がJAL(日本航空)との合弁事業を提案したことを伝えている。
この合弁事業は、両国間の航空旅客市場の70%を抑え、スケジュール、運賃などを調整し、収入を両社で分配する体制を目指している。
アラン・ジョイス・カンタス会長は、コロナウイルス蔓延前には大きく盛り上がり始めていた両国間の国境が...
航空会社フライト乗務員送迎の運転手
12月3日を最後に途絶えていたコロナウイルス陽性者が発生した。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
陽性者は、国際国内線航空会社の航空乗務員を空港と宿泊ホテルの間で送迎している小型バスの男性運転手(45)で、航空乗務員から感染したものと思われる。
12月16日朝の記者会見で、NSW州政府のブラッド・ハザード保健相は、「残念なこと...
コロナウイルス・パンデミック以来初、隔離済ませ
NTのダーウィン市にあるチャールズ・ダーウィン大学(CDU)は、コロナウイルス・パンデミックでオーストラリア連邦が国境を閉鎖して以来初めての海外留学生を迎えた。
ABC放送(電子版)が伝えた。
今回の入学生は、パンデミック以後の海外留学生を迎えるパイロット・プログラムで、63人の新入生がダーウィンで2週間の隔離を終えて大学に到着した。
同大学...
年間140億ドルの石炭輸出産業に大打撃
中国政府はオーストラリア産の石炭の輸入を規制していたが、遂に本格的にオーストラリアからの石炭の輸入を無期限に禁止した。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
この措置は国内炭鉱業界にとっては年間140億ドルの輸出産業への大打撃となる。
この決定は、12月12日に中国国内10箇所の発電所代表と国家発展改革委員会の合同会議で採択さ...
オーストラリア研究チームが新ゲノム解析テクニック
シドニーの研究チームが、ゲノム解析テクニックを用いてわずか4時間でコロナウイルス感染経路を判定する技術を開発した。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
開発したのは、NSW Health Pathology、Garvan Institute of Medical Research、NSW大学Kirby Institu...
2025年までに世界初の「ゼロ排出」航空路線
シドニー・ハーバーのローズ・ベイを基地とする水上艇遊覧飛行が2025年までに完全電動化のゼロ排出航空路線を達成すると発表した。実現すれば世界初の試みとなる。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
Sydney Seaplanes社のアーロン・ショウCEOは、シドニー・ハーバーを拠点として5機の水上艇を運航させており、さらに...
バージン社の新CEOが空前の市場競争を予想
12月9日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、バージン・オーストラリア社のジェイン・ハルドリツカ新CEOは、コロナウイルスによる州境閉鎖がほぼ解除され、国内航空旅客が戻ってくれば、バージン、カンタス両社に加え、新たにRegional Express(Rex)社が加わって熾烈な市場競争が復活し、運賃はかつてない低い水準になる可能性があ...
国際格付け機関、経済への影響懸念
12月9日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、中国税関がオーストラリア産ラムと木材の輸入業者を規制したと伝えている。
今後、オーストラリア産の蜂蜜、果実、医薬品が規制対象になる可能性も伝えられており、国際格付け機関のS&Pは、このオーストラリアと中国との間の貿易対立が経済回復を遅らせることにもなりかねないと警告している。
オース...
連邦政府のバイオセキュリティ非常権限を3か月延長
12月8日、連邦政府は、包括的バイオセキュリティ非常権限をさらに3か月延長する考えを決めており、海外旅行制限、クルーズ船寄港禁止などの措置は2021年3月17日まで継続する見込みになった。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
連邦政府の人体バイオセキュリティ非常権限期間は、豪州国家保健保護委員会(AHPPC)が、「世...