シドニー空港会長引退発表に応え
アンソニー・アルバネージ労働党連邦議員は前労働党政権の運輸大臣時代からマックス・ムーア=ウィルソン・シドニー空港公社会長とは犬猿の仲だった。ムーア=ウィルソン会長の引退声明にアルバネージ議員(インフラストラクチャ担当スポークスマン)がおそらく豪政治家としては史上最短の声明プレス・リリースを発表した。
2月26日付ABC放送(電子版)が伝えた。
キャンベラの連邦...
アデレード造船所は依然受注不明
オーストラリア政府は、海軍のコリンズ級潜水艦隊に代わる次期艦隊建造について、日本、フランス、ドイツの3国の潜水艦技術から選択する考えをほのめかしている。
ABC放送(電子版)が伝えた。
ケビン・アンドリューズ国防相が語ったもので、国防省は、3国の潜水艦造船企業から入札書類を提出させ、設計と建造を海外で、オーストラリアで、または海外とオーストラリアで分けて行うな...
チョコレート・ファンは不満表明
ABC放送のウエブサイトの報道によれば、国内大手チョコレート・メーカーのキャドベリー社は、現在220gサイズで販売しているチョコレートを20g減らし、価格を据え置く考えを発表した。しかし、チョコレート・ファンはこの措置にかなり不満を感じていることが伝えられている。
同社は製造原価高騰で値上げはやむを得ないとしており、製品価格を上げる代わりに量を減らすことを考えて...
連邦政府の認可下りる
1月3日、連邦政府が、ブリスベン空港拡張20年計画を認可したことが報道されている。
この計画には、平行滑走路建設、地域サテライト施設建設、国内線・国際線ターミナル施設の改善工事、輸送網改善工事などがある。
ブリスベン空港公社では今後10年の新規プロジェクトに40億ドル近い予算を計上しており、同公社スポークスウーマンのヘレン・クラーク氏は、この計画が完成すれば、QLD州の...
生産地中国の人民元が米ドルに連動
長年高止まりしていた豪ドルの対米ドル価値が下がり続けているため、衣料、エレクトロニクスその他、輸入に頼っている消費財が今後値上がりしていくことが大いに考えられる。そのため、国内小売産業も商業戦略の変更を余儀なくされることになる。
かつては頑固に1米ドル水準を続けた豪ドルが過去半年で米ドルに対して16%下げており、現在では1豪ドルが78米セント程度の水準になって...
数少ない24時間門限なしの空港
1月23日、連邦政府がキャンベラ空港のマスター・プランを認可したことが伝えられている。今後、同空港の国際空港化が進められる予定。
ABC放送の報道によると、マスター・プランは、同空港の今後20年間の開発計画をまとめたもので、ウォレン・トラス・インフラストラクチャ地域開発担当大臣がこのマスター・プランを認可したもの。
同空港は新ターミナルを活用し、低料金航空会社...
首都西郊で6年ぶりの低価格に
1月6日午後、NSW州のドライバー団体、NRMAは、「シドニー近郊南西部一帯のサービス・ステーションで自動車燃料が1リットル1ドルを割る安値を記録している」と発表した。同団体では、1リットル1ドルを下回るのは6年ぶりとしている。
しかも、今後も下がり続ける見込みといわれており、Australasian Convenience and Petroleum Marke...
元旦にアプリの警告無視して利用
免許制のタクシーと異なるシステムの旅客輸送システム「ウバー」は現在様々な論議を巻き起こしている。旧態依然としたタクシー免許制がタクシー料金を押し上げているという意見が片方にあり、ウバーは旅客輸送の安全やサービスが保証されていないという意見がもう片方にある。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙は、元旦にシドニー都心部からクージーまで通常なら$35ドルのタクシー料金で...
ボーイング767、29年の役目終え
12月27日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙は、カンタス航空の双発ジェット旅客機ボーイング767型機が就航してから29年、同社の同型機最後の一機が退役することになり、シドニー都心部上空をさよなら飛行したことを報道している。
同型機は中距離路線運行を想定したセミワイドボディ設計で設計中に石油危機が起きたため、燃費が考慮され、またコックピットも完全オートパイロ...
同エンジン搭載機の夜間飛行禁止
12月23日、民間航空安全局(CASA)は、国産の小型飛行機用エンジン搭載機の夜間飛行などを禁止した。
11月、CASAは、QLD州南部バンダバーグにあるジャビル・エアクラフト&エンジン・オーストラリア社のエンジンの調査を始めた。今年に入ってからでも問題のエンジンの故障が45件報告されている。
CASAは、ジャビル社およびパイロットと協議した結果、ジ...