スポーツ振興プログラムで申告義務違反判断
2019年前半のスポーツ振興プログラムの助成金をめぐる大臣の不正スキャンダルを調べていたフィル・ギチェンス首相内閣府事務次官の報告書は当時スポーツ大臣現農相のブリジット・マッケンジー国民党副党首に申告義務違反があったとしている。
これを受けてマッケンジー議員は農相と国民党副党首の席を辞した。
2月2日付ABC放送ニュース(電子版)が伝えている。
首...
全豪オープン大会第3日目、2回戦を迎えた第3シードの大坂なおみは、中国の鄭賽賽(25歳、42位)と対戦した。
3回戦進出を決めた大阪なおみ(撮影:板屋雅博)
強風でサーブを乱されながらも、プレー中に時折、笑顔を見せるなど、好調さを感じさせて、余裕を持って戦う様子が見られた。
第2セットでは逆に鄭選手に先にブレークされ、ラケットをコートに叩きつけるなど、若干の不安定さも見せた。しかし気持ちを落...
本人「会員証は$300未満なので届け出なかった」
ブリジット・マッケンジー元スポーツ大臣(現農相)は、自分自身が管掌するスポーツ交付金を受けた射撃クラブから、交付金支給後に会員登録を与えられていたことが明らかにされた。
ABC放送(電子版)が伝えた。
この情報はシドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH)とエージ紙が1月22日付で報道したもので、マッケンジー大臣の広報担当者は、「交付金支給後に...
スポーツ交付金で大臣に受給団体選定権なし
シドニー大学の憲法学者が、「ブリジット・マッケンジー・スポーツ大臣(当時)には、憲法に照らしてスポーツ振興助成金給付団体を決める権限はなく、マッケンジー氏の行為は違憲」との判断を明らかにした。
ABC放送(電子版)が伝えた。
アン・トゥオミー教授は、「連邦は憲法下でその権能が限定されており、スポーツには及んでいない。従って、マッケンジー大臣には1億ド...
全豪オープン2020が20日、メルボルンのメルボルン・パークで始まった。
注目のディフェンディング・チャンピオンで第3シードの大坂なおみは、大会初日の第1試合で世界第59位のマリー・ブスコバ(チェコ)と対戦し、6-2、6-4のストレートで勝ち、2回戦へ進出した。第1セットの数ゲームは、硬さが見られたが徐々に持ち前の強いストロークでペースを掴んだ。第2セットに入ると、強打でブスコバを圧倒し、遂に...
100フィートMAXIのコマンチがライン優勝
12月26日午後にシドニー・ハーバーをスタートしたシドニー・ホバート・ヨット・レースは100フィートMAXIのComancheが28日朝に3回目のライン優勝を果たした。
ABC放送(電子版)が伝えた。
Comancheの記録は1日18時間20分24秒。
レースはComancheがほぼ全行程をリードしていたが、わずかながらScallywagやIn...
各地で12月の最高気温記録の更新も予想される
WA州パース市周辺で熱波が成長しており、この熱波が東に移動し始めているため、来週には国内各地で12月の最高気温記録を更新することが予想されている。
ABC放送(電子版)が伝えた。
パース市地域では12月としては未曾有の熱波を体験しており、12月14日まで連続で摂氏40度近い気温が続くものと予想されているが、気象庁(BoM)は、「16日頃から寒冷な...
州政府閣議で地方都市オリンピック誘致決定
12月9日、アナスタシア・パラシェイQLD州首相は、「連邦政府の支持があれば直ちに公式誘致活動を開始する。オリンピック開催は何よりも州民の誇りを高めることができる。世界にQLD州の存在を示すことになる。同時に、未来の世代への遺産を築くことになる。自分達には大会に向けてすべて適切に処理すれば、オリンピックを開催する力がある」と語っている。
ABC放送(電...
ワールド・カップ場内外でのワラビーズの行動に
ラグビー・オーストラリア(RA)のレイリーン・キャッスルCEOは、ワールド・カップ期間中のワラビーズ選手の場内外における行動に問題があったとして、ワールド・ラグビーに謝罪文書を送った。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
ラグビーの国際競技連盟であるワールド・ラグビーが、日本で開催されたワールド・カップの時期に、ワラビー...
文=山田美千子/写真=山田武
日本中にラグビー旋風を巻き起こしたラグビー・ワールド・カップ日本大会は、南アフリカ・スプリングボクスの優勝で幕を閉じた。
そんな中、まだ興奮の冷めやらない決勝戦の翌日、都内某所で「World Rugby Awards 2019」が開催された。
今大会に出場していた南アフリカ選手をはじめ、ラグビー界のレジェンドらが大集結。オーストラリアからも、ジョン・イールズ、ジ...