ブッシュファイア慈善コンサートに75,000人
2月16日、シドニー・オリンピック・パークで10時間に及ぶロック・コンサートが開かれ、海外、国内のミュージシャンが、ブッシュファイア被災地と郡部消防局ボランティアへの支援を行った。
このコンサートで950万ドルの寄金が集まった。
ABC放送(電子版)が伝えた。
このコンサートではクイーン+アダム・ランバートがクイーンの有名な1985年のライブ...
サイクロンの高波で砂浜の浸食も懸念される
サイクロン・ウエシは、タスマン海のロード・ハウ島を過ぎ、勢力も衰えて、現在は「元熱帯性サイクロン」と呼ばれている。この元熱帯性サイクロンの影響で強い高波がNSW州沿岸に打ち寄せているため、NSW州各地で海岸遊泳禁止措置が出されている。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
遊泳禁止措置は2月16日まで続けられる予定で、また、先...
ナラビーン地区では低地の住民に避難命令も
2月9日もNSW州東海岸地域で大雨が降り続いており、各所で洪水、倒木、停電が頻発している。シドニー都市圏北部のナラビーン地区ではナラビーン・ラグーンは堤防が破れており、午後10時には満潮になることから、低地の住民に、「午後10時30分までに避難するよう」命令が出ており、水位が2.4mに達すればピットウォーター・ロードは切断される。州緊急救援局(SES)で...
学校コミュニティの望んでいない交付金
QLD州の学校に保守連合連邦政権からプール建設資金として、「女子更衣施設水上安全プログラム」の助成金が交付されたが、教職員や生徒、保護者がプール建設を望んでおらず、保守連合からの謎の交付金になっている。
ABC放送(電子版)が伝えた。
2019年5月選挙まで1週間という時期にルーク・ハワース自由国民党(LNP)候補が、地盤のペトリー選挙区のマンゴ・ヒル州...
ブッシュファイア最高レベル、非常事態宣言
1月31日、連邦首都特別地域(ACT)南部の山岳地域のナマジ国立公園内のオロラル・バレーで燃え盛っているブッシュファイアは最高レベルに引き上げられ、同時にACT自治政府が非常事態宣言を発令した。
ABC放送(電子版)が伝えた。
この週末、NSW州、ACT地域は高温乾燥強風の気象条件が予報されており、火災の危険も極度に高まることが予想される。
ナマジ...
中国帰りのNSW大学の学生、全国で5人目
シドニーのNSW大学(UNSW)の学生寮に住んでいる学生がシドニーでは4人目、全国で5人目の新型コロナウイルス感染患者と突き止められた。
ABC放送(電子版)が伝えた。
21歳の女子学生は1月22日に武漢からシドニーに帰ってきており、帰国24時間以内に発症、直ちに救急病棟で診察を受け、現在はウェストミード病院で治療を受けている。
大学側の声明で、「...
パスコー教授のアボリジニ血統問題
「Dark Emu」の著者、ブルース・パスコー氏がアボリジニの血統を詐称し、経済的利益を得ている、とする訴えがアボリジニ弁護士からピーター・ダットン内務相に送られ、ダットン内務相が連邦警察(AFP)に捜査を依頼するという異例のできごとがあったが、1月24日、AFPは、この問題に関して連邦法違反があったとは認められない、として、AFPがこれの継続捜査を拒否する回答...
NSW州閣僚、慈善団体を「浄財小出し」と批判
ブッシュファイア被災地では、救済金の支給をめぐって煩瑣な手続きや支給の遅さで被災者の間に不満が募っており、NSW州政府閣僚からは赤十字、セント・ビンセント・ド・ポール、救世軍などの慈善団体に対して、社会から寄せられた浄財を小出しにしており、将来のために貯め込んでいるとの批判が出されている。慈善団体側はこれに反論している。
ABC放送(電子版)が伝え...
NSW州のブッシュファイアの危険も再び増大
気象庁(BoM)は、シドニー地域に再び摂氏40度の熱暑が戻ってくると予報している。また、NSW州のブッシュファイアの危険も再び高まると予想されている。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
週末の大雨でも州内のすべてのブッシュファイアが消えたわけではなく、再び燃え上がる可能性があると警告が出ている。
郡部消防局(RFS)で...
被災地への旅行者数回復を復興の足がかりに
NSW州南部海岸地域はナウラからエデンまで各所でブッシュファイアの被害を受けたが、一時期幹線道路が各所で通行止めになったり、被災地域で旅行者退去命令が出されたため、全域にわたって旅行者の足がばったり途絶えている。しかし、ブッシュファイアの危険が一段落した今、南部海岸地域全体の経済的な復興のためには旅行者をこの地域に呼び込むことが不可欠になっており、政府も...