通勤時間大幅短縮で都市圏を拡大
3月28日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、連邦政府の新予算でNSW州内の道路・鉄道などの新規・改良に33億ドルが計上されると伝えている。
そのうち、10億ドルがシドニー・ニューカッスル線高速化に充てられ、NSW州政府が同額を出資してワイヨン・タゲラ両駅の改良工事、ワイヨン川鉄橋の複線化と両駅区間の輸送容量倍増などが計画されている。
また...
基礎疾患、免疫不全、高齢などの人口に向けて
3月25日付ABC放送(電子版)は、豪州予防接種技術諮問グループ(ATAGI)がコロナウイルス感染で健康的影響の大きいバルネラブルな人口に向けて、2回目のブースター接種、合計4回目のワクチン接種を推奨している。
このブースター接種は、基礎疾患、免疫不全、高齢などの原因でコロナウイルスに感染した場合に重症になりやすい人々を対象としている。前回ブースター...
「中国政府の外交凍結が改善されるまでできない」
3月26日付ABC放送は、新しい駐豪中国大使がスコット・モリソン連邦首相との会見を打診していたが、モリソン連邦首相は、「中国の外交凍結が続いている間は大使との話し合いは無意味」とこれを拒絶したことを報じている。
また、「外相のドアは開いており、大使が話したければいつでも外相と話すことができる」と語っている。
肖千新大使は前任者よりも友好的かつ融...
NSW、VIC、QLD3州で患者のほとんどを占める
NSW州では、新たに19,843人がコロナウイルス陽性と判定され、4人が亡くなっている。さらに、1,177人が入院しており、そのうち44人がICUに収容されている。16歳以上の人口の94.5%が2回の接種を受けており、59.2%がブースターを含む3回の接種を受けている。また、12歳から15歳までの人口の79.3%が2回の接種を受けており、5歳か...
サッカーほぼ初心者が立ち会うサッカー日本代表W杯出場の瞬間━━日豪プレス・インターン生取材記
編集インターンとして日豪プレスに関わらせてもらって約半年、その間新型コロナウイルスによるロックダウンもあり、本来ならば例年行われていた外でのイベント等の取材活動はなく、せっかくインターンとして在籍させてもらっているのにメディアのお仕事として、本当の意味での”オイシイ”思いを今一つできずにいた...
犬と離ればなれになって2日目SESボランティアが発見
3月25日付ABC放送(電子版)は、3月23日午後にTAS州南部で隣家の犬と遊んでいた4歳の女児の行方が分からなくなっていたが、警察官や州緊急救援局(SES)ボランティアらの必死の捜索の末、25日午後4時頃、SESボランティアが女児を無事に発見保護したと伝えている。
この女児はシェイラ・フィリップスちゃん、TAS州ホバート市の南東の半島先端...
日豪戦の至福、消えぬ余韻に浸りつつ━━サッカー日本代表戦ルポ
(取材・写真:タカ植松=本誌特約記者)
スタジアムの真ん中でありがとうを叫ぶ森保監督(Photo by Yusuke Seki)
おめでとう、日本代表
一夜明けた日豪戦の興奮が冷めやらぬ中、昨晩の体験の肌感覚が消えないうちにと、この原稿を起こしている。
目の前で祖国の代表チームがW杯行きを決める━━そんな...
森保監督、オーストラリア在住サポーターに謝意
日本代表、シドニーでワールドカップ出場を決める
サポーターとの写真撮影に応じる森保監督(撮影:馬場一哉)
サッカー日本代表は24日、2022年カタール・ワールドカップアジア最終予選、オーストラリア戦に2-0で勝利し、7大会連続7度目のワールドカップ出場を決めた。
スタジアムには開催地、シドニーの在豪日本人をはじめ、多くの日本代表サポーターが訪れ...
政府と労組の間で乗客への補償で合意
3月24日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、先に労組の小規模な争議行為に対して州鉄道局が列車の全面運行を停止したことで鉄道乗客に多大な影響が出た補償として、NSW州政府と鉄道市電バス労働組合(RTBU)との間で、鉄道運賃無料措置の合意があったと報道している。
3月25日は再び列車運行に大きな混乱が出る可能性があったが、州政府とRTBUが...
最終取決めに署名し、2024年より生産開始
3月24日付ABC放送(電子版)は、ワクチン・メーカーのモデルナ社が、豪連邦政府、VIC州政府と最終的な取決めに署名し、2024年より、オーストラリアで初めてmRNAワクチンの生産を開始することが決まったと伝えている。
この生産設備が稼働を開始すれば年間1億用量のワクチンを生産することができるようになる。また、現在目標になっているコロナウイルス・ワク...