NSW州政府は、州内のワクチン接種率が70%に到達したことを受けて、10月11日(月)以降の外出制限令解除に向けたロードマップについて、制限緩和内容の変更・追加を発表しました。以下の接種率70%、80%到達時の制限緩和はワクチン接種完了者(2回)のみが対象になります。
以前に発表された接種率70%到達時の制限緩和内容の変更点
他家庭訪問:12歳以下の子どもを除き、最大10人まで(以前の発表で...
州全域自治体で1回接種率70%超える
10月5日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、NSW州政府の発表として、10月4日午後8時までの24時間に85,642人の検査で608人が新たに陽性と判定されたこと、また、7人が死亡したことを伝えている。
また、州内全域の自治体で16歳以上の成人の最低1回の接種率が70%を超えたと伝えている。
NSW州保健局のジェレミー・マカナルティ...
10月11日より完全接種者大幅規制緩和
10月6日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、NSW州政府の発表として、州の16歳以上の成人の2回の完全接種率が70%を超えたこと、それに基づき、10月11日より完全接種者を対象に大幅に規制が緩和されることを伝えた。
同日午後、NSW州保健局は、州内のワクチン接種会場、GPクリニック、薬局などで1,050万回の接種が行われたと発表した...
マクガワンWA州首相、ペロテット氏を「文句垂れ」
グラディス・ベレジクリアン前NSW州首相の下で財相を務めたドミニク・ペロテット新州首相は、就任の挨拶で早速消費税税収の各州・準州への分配率変更に言及したが、マーク・マクガワンWA州首相が直ちに「文句垂れだ」と批判している。
10月5日付ABC放送(電子版)が伝えた。
消費税(GST)税収は、販売者が一旦消費者から徴収した上で国税庁(ATO)に...
各州保健相が連邦政府に要求
10月5日付ABC放送(電子版)は、各州・準州の保健相は、「連邦が牽引する規制緩和で感染者が急増すれば病院が崩壊状態になり兼ねない」と危惧しており、連邦に対して病院危機資金を用意するよう連名の書簡を送ったことを伝えている。
連邦政府のグレッグ・ハント保健相は、「8州・準州すべてが即時に連邦の資金を要求している」と語っており、9月30日付の書簡は、「以前からの病院患者...
ブリスベン市内の50代の女性が感染源不明で10日間
10月4日付ABC放送(電子版)は、QLD州政府の発表として、10月3日午後8時までの24時間に1人が陽性と判定されたと伝えている。
この陽性者は、ブリスベン市内の50代の女性で感染源不明の市中感染者で感染可能な時期に10日間市中を移動していた。
この女性の感染源を突き止めるため、現在ゲノム解析を進めている。一方、感染が懸念される施設が何カ...
リズモア地域1週間のロックダウンに
10月4日付ABC放送(電子版)は、NSW州政府の発表として、10月3日午後8時までの24時間に新たに623人が陽性と判定され、また6人が亡くなったと伝えている。
1日の新陽性者数は昨日発表の668人をさらに下回っており、8月20日以来最低の水準になっている。
一方、コロナウイルス感染症死者は1人が40代、3人が60代、1人が70代、1人が90代となってい...
新陽性者急減、未接種者の死亡続く
10月3日付ABC放送(電子版)は、NSW州政府の発表として、10月2日午後8時までの24時間に新たに667人が陽性と判定されたこと、さらに10人がコロナウイルス感染症で死亡したと伝えている。新陽性者667人は8月19日以来最低水準になっている。
このように1日のコロナウイルス新陽性者数は急減しているが、感染から死亡までに何日もかかることから1日の死者はこの数...
社会進歩の穏健派、宗教保守のペロテットに抵抗感
グラディス・ベレジクリアン氏は、ICACの腐敗容疑調査対象と名指され、コロナウイルス対策指揮を半ばにして長年のNSW州保守連合政権首相を辞任した。NSW州自由党政権は、ニック・グライナー、バリー・オファレル両氏に続いて3人が腐敗容疑で州首相の座を退いたことになる。
州自由党重鎮のフィリップ・ラドック氏、プル・ガワード氏らが、「政治状況もわきまえず...
豪医師会、次期州首相に「専門家の勧告に従うよう」
10月2日付ABC放送(電子版)は、NSW州政府の発表として、10月1日午後8時までに新たに813人が陽性と判定され、10人がコロナウイルス感染症で亡くなったと伝えている。
また、グラディス・ベレジクリアン氏のNSW州首相辞任に伴い、豪医師会(AMA)が、「後継者は、コロナウイルス・ロックダウン脱出にあたっては医学専門家の勧告を重視するように」...