ポスト・パンデミックにはNSW州で観光を
10月24日付ABC放送(電子版)は、11月からの海外渡航規制緩和に向け、NSW州政府が1,000万ドルの予算を投じて海外からの旅行客をNSW州に呼び込む観光キャンペーンを開始すると報道している。
11月1日より、海外からの旅行者は2回の完全接種済みの証明を提示できれば14日間のホテル隔離を免除される。
11月にはVIC州、12月にはQLD州でも旅行...
州政府、10月29日よりロックダウン規制解除
10月24日付ABC放送(電子版)は、VIC州政府の発表として、新たに1,935人が陽性と判定され、また、11人がコロナウイルス感染症で死亡したと伝えている。
ダニエル・アンドルーVIC州首相は、「11月後半より州のコロナウイルス規制が根本的に変更になる」と語っている。
それに先立ち、10月29日午後6時より、VIC州は大メルボルン地域その他の都...
160校で教師の接種作業が間に合わず
NSW州の学校の対面授業再開は大シドニー地域では大規模な教員不足が予想され、160校が教員補充を要請している。
10月23日付ABC放送(電子版)は、「10月25日に2年生から11年生までが登校し、対面授業に入る時には、教師がまだワクチン接種を済ませておらず、大シドニー地域で2,3千人の教師が欠勤することになるかもしれない」と伝えている。
現在、教職員の...
医療従事者らの「接種免疫低下」の不安に応え
10月23日付ABC放送(電子版)は、接種開始初期に優先的に接種を受けた第一線業務従事者の接種から半年が経過しようとしており、コロナウイルス・ワクチン接種の効力が低下してくる可能性に不安の声が挙がっていることで、豪医薬品管理局(TGA)が、3回目のブースター接種を勧告すべきかどうかを検討すると発表したことを伝えている。
一方、保健当局は、初期の接種も...
各州の規制解除に伴う感染リスクの増大に対応
NSW、VIC両州が接種率向上に合わせてロックダウン、規制解除を進めており、さらに完全接種済み海外旅行者のホテル隔離も免除されるようになり、オーストラリア全体が「ゼロ感染」から「コロナウイルスとの共存」に大きく舵を切り替えている。そのため、不特定多数の客と接するカンタス航空などの航空会社、コモンウェルスやウェストパックなどの銀行が社員のワクチン接種を義...
ロックダウン期間中の休校協力報奨と経済刺激目的
10月21日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、NSW州政府が、ロックダウン期間中のホームスクーリングに対して休校協力報奨金として学童の保護者に$250のバウチャーを支給すると発表したことを伝えている。
この報奨金バウチャーは州政府の28億ドルのコロナウイルス復興戦略の一部で、経済刺激目的を兼ねており、バウチャーで支給されるた...
ジェットスターとも世界各地への航空路復活
10月22日付ABC放送(電子版)は、11月からカンタス航空、ジェットスター社が徐々に世界各地への国際航空路線を再開する計画を発表したと伝えている。
12月19日からシドニー・成田間路線の再開も予定されている。
22日、アラン・ジョイス・カンタス航空CEOは、「国際航空路線再開に向けて社員を呼び戻し、体制を固めつつある」と語り、11月・12月に再開予...
2022年に開始、州内の宿泊施設で$50補助
10月20日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、NSW州政府が2022年に全成人州民に$50のトラベル・バウチャーを配布すると発表したことを伝えている。
この計画は「Stay and Rediscover」と銘打たれており、これまでの「Dine and Discover」が州内の施設での食事と娯楽鑑賞を対象にしていたのに対して、...
運転士、乗客ら数人が負傷、死者なし
10月20日付ABC放送(電子版)のニュースは、同日午前5時頃、イラワラ地域ウロンゴン市の南で線路上に停まっていた無人の乗用車に北行きの電車が衝突、一両目が脱線転覆し、乗客数人が負傷、運転士は運転室に閉じ込められたが救出され、脊椎骨折の疑いで病院に運ばれたことを伝えている。
現場はケンブラ・グレンジ駅脇でウェスト・ダプト・ロードと鉄道が鋭角で交差しており、乗...
19日深夜、NSW州のレッド・ゾーン指定を解除
10月19日付ABC放送(電子版)は、VIC州政府が同日午後11時59分を期してNSW州に指定していた「レッド・ゾーン」指定を解除したと伝えている。この変更により、NSW州の完全接種者は14日間の隔離義務を負うことなく、VIC州に入ることができるようになった。
VIC州では現在のアウトブレークのために22,476人がアクティブな患者になっており、...