最終回:正しい人を選択する
毎日、恋愛相談に来る人に「どんな人を探しているのですか」と尋ねます。質問に答えることが出来ない人もいれば、自分が求める条件を買い物リストのように並べる人もいます。質問に答えられなかった人の方がパートナー探しにより柔軟に対応できそうな気もしますが、そういうわけでもありません。
実際は、条件が多い人の方が融通が利き、何を求めているのかを答えられない人の方が多くを求める傾向...
潜在的な資質(1)
日々「自分にふさわしいパートナーを探しているのですが……」という相談を受けます。
ここで言う「自分にふさわしいパートナー」とは、どういう人を指すのでしょうか。優しく正直であることでしょうか?しかし、そういう人は魅力的であるとは限りません。もしくは明るくのんびりした人が良い人でしょうか。そのタイプの人は望んでいるものを与えてくれないかもしれません。
では、高い教育を受け、良い職...
逆心理(4)
前回のコラムでは、いかに自分たちを愛してくれる人に感謝するかをお話ししました。今回は、男女関係を構築をしていく上で重要な、逆心理に対抗する手段でもある「失敗を認めること」の必要性に触れます。というのも、プライドが高いあまり、傷付くことを受け入れられなくなっている人を目にすることがよくあるからです。
例えば、片思いをしている方からよく相談を持ちかけられることがありますが、彼らに共通し...
愛で失うものは無い
新しい年を迎えると、多くの人は「また新しい年がやってきてしまった……」と口にします。そして、前の年を思い返して「自分は何を達成しただろう?」「なぜ理想の愛をまだ見つけられずにいるのだろう?」と考えを巡らせます。「愛を見つけるために何かした?」と自らに問いかけても、答えに詰まってしまいます。それは、他人とのカジュアルな関係を維持したり、インターネット上の会話を楽しむくらいで、実...
逆心理(3)
男女関係でよく起こる過ちの1つに、人は自分に対して親切にしてくれる人に感謝の気持ちを持てないということがあります。この過ちも、逆心理の1つの側面です。また一方で、親切心を過剰に感じてしまうことが理由で自分にふさわしい相手を失ってしまう問題もあり、自分自身の考え方や感情を管理する必要があります。
そこでまず最初に理解すべきは、そもそも本当に親切な人に出会えること自体が貴重であるという...
逆心理(2)
前回もお伝えしましたが、逆心理は男女関係における個人の考え方や行動を支配します。興味のある相手に出会ったとき、人が平静でいられなくなるのはその影響です。例えば、デートをしていると思わず感情がオープンになり、相手に対して何かをしてあげないと気が済まなくなります。ただ、興味を示すほどかえって相手はしらける可能性があります。相手が冷めるほど押してしまいがちになりますが、それゆえ相手から傷...
逆心理(1)
男女関係では、時にお互いの興味レベルが異なることがあります。より興味を持った方の人は、相手の関心を引くために努力をします。それほど興味を持っていない方は穏やかで落ち着いていられるのです。「興味がない方が常に力を握っている」という有名な映画のセリフもあり、これを「逆心理」と言います。
逆心理が起こる主な理由の1つは好奇心です。興味を持つほどに、人はもっと相手を知りたくなります。相手を...
Heartbroken 失恋(3)
失恋した後に悲しみから立ち直れないのは、考え過ぎてしまうからです。過去について考えたり、自分自身を非難してしまうため次の恋に移れなくなります。
また新しい恋を始めるには、悲しみから遠ざかることが必要で、出掛けたりデートをするのは理にかなっています。すぐに恋に落ちることはないにしても、新しい希望や話題が生まれることでしょう。
まず最初に、通常異性と話をすることは...
Heartbroken 失恋(2)
失恋した人にとって自尊心の喪失と混乱は大きなダメージです。心を閉ざして、異性との交流を拒否するようになったり、ギャンブルやアルコール、ドラッグなどにはまってしまうことも。これでは更に人生に悪影響を及ぼす事態になってしまいます。
心を癒すためには、精神的に強くなければいけません。もちろん、失恋の原因は人それぞれです、だからこそ、その原因を追究することが大切なので...
Heartbroken 失恋
人生において私たちは皆、チャレンジすることもあれば、ビジネスやキャリアで失敗したり愛を失ったり、財産を失ったりもします。しかし、その中で特に耐えられないのが“失恋”です。お金や仕事を失ったとき人は「またやり直す」と言います。オーストラリアの有名な富豪のアラン・ボンドはそんな中の1人です。彼は運に見放され刑務所に入りましたが、立ち直る気持ちを失いませんでした。刑務所か...