それでも 恋 するメルボルン
進化するメルボルンのカフェは「大型系」がトレンド
メルボルンのサザンクロス駅周辺は長らくカフェの不毛地帯だった。空港行きのリムジン・バスを待つ間、エティハド・スタジアムでの観戦やコンサートの前後にゆっくりと飲食出来るお店が少なく、私はそれが不満だった。おそらく私だけではない、多くの人がそう思っていたこのエリアに去年、大空間でおしゃれなカフェ「Higher Gr...
それでも 恋 するメルボルン
衝撃的なおいしさ、揚げたてあつあつのファラフェル
グルメの街メルボルンに住んでいると、新たな味の発見をすることが多い。
私にとって「中東料理」はその1つで、スパイスやハーブの使い方のすばらしさなど、初めて食べた時の驚きが忘れられない。特にサラダは、パセリをたっぷりと使ったりナッツや甘酸っぱいザクロを入れたりと、食材とドレッシングの組み合わせが無限にあり、実に奥...
それでも 恋 するメルボルン
ハワイ×日本のローフードを出すファストフード店
オーストラリア統計局の2014/15年の調査報告書によれば、オーストラリア国民の63.4%が太り過ぎ・肥満にあたるそうだ。数値は1995年(56.3%)から右肩上がりで、その状況を反映してか、最近はビーガン、グルテン・フリー、ローフードを出すお店も増えた。この食のトレンドは「UberEATS」などの食事宅配サービ...
それでも 恋 するメルボルン
「並んでも食べたい!」、うわさの超人気カフェ
昨年5月のオープン以来、平日でも朝から閉店まで並ぶ人が絶えないカフェ「Left Field」。週末ともなれば地元住民とは明らかに違う、おしゃれな若者たちが列を成している。決しておしゃれとは言い難い、何てことはない住宅街に突如現れたカフェで一体何が起きているのか?
同店のヘッド・シェフのライアン・ローディング氏を含む...
それでも 恋 するメルボルン
シェアして楽しみたい、本格派マレーシア料理
お正月が明けたと思ったら、もう2月になってしまった。最近は時計が3倍速で進んでいるような気がする(笑)。さて、無類の麵好きである私がいち押しの「Laksa King」について書いたのはちょうど1年前のこと。実は、この店の数軒先にも超人気マレーシア料理店があるのをご存知だろうか。
Laksa Kingで働いていたシェフ...
それでも 恋 するメルボルン
店主の美学がつまった、港町の名店
明けましておめでとうございます。皆様はどのように新年を迎えましたか?クリスマスから続くパーティー・フードに飽き、年明け早々「ちゃんとした和食が食べたい」と切望している人も多いのでは。そこで、新年の幕開けは「目に美しく、旬を味わえる和食」を存分に堪能できる名店から。
「港町で育ったので、ポート・メルボルンは初めて自分の店を開くの...
それでも 恋 するメルボルン
「ご褒美ランチ」は、とっておきのお店で
気付けば、あっという間に12月。半袖姿でBBQをする人びとを横目に「やっぱり、なんだか違う」と、オーストラリアで迎えるクリスマスとお正月に違和感を覚えるのは私だけではないはず。今年が忙しく慌ただしかったとしても、せめて年の瀬くらいはおいしいものを食べながら自分を思い切り褒めてあげても良いと思う。特に「昨日は何を食べたっけ...
それでも 恋 するメルボルン
メルボルンは抹茶ブーム!? 京都発祥の老舗店が初上陸
「抹茶ブームの到来か?」と思うほど、メルボルンのカフェでは抹茶を使ったメニューが増えている。抹茶ラテから抹茶パンケーキまで、カフェ・シーンに新たな味のトレンドが生まれる中、ついに京都の抹茶老舗店の和スイーツがメルボルンに上陸した。
9月にスワンストン通りにオープンした「Tsujiri」は、創業1860年とい...
それでも 恋 するメルボルン
心が和む、カフェの和食弁当
サウス・メルボルンには新鮮な食材がそろうマーケットや個性的なカフェが集まる。そこにある噂のジャパニーズ・カフェ「KUU Café + Japanese Kitchen」。オーナーのたつやさんと、すみれさんが2015年6月にオープンして以来、あっという間にこのエリアの人気カフェとなった。
店名は「食う」と「空」が由来で、白と空色を基調...
それでも 恋 するメルボルン
リーズナブルで本格的なレバノン料理は北にあり
多民族都市のメルボルンに来て、初めて食べたという料理が誰でも1つや2つはあるはずだ。私にとって中東料理がその1つ。中でも、中東屈指のグルメ国として知られるレバノン料理は、副菜に多くの野菜を使用し、シンプルながらも洗練された味が特徴だ。オリーブ・オイルやゴマ、レモン、ハーブ、スパイスなどを巧みに用いて作り出される料理...