ラ・ニーニャのさなかでも今週は夏の高温日続く
12月14日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、気象庁(BoM)の予報として、今週のNSW州全域で真夏の気象条件になると伝えている。
また、オーストラリア全域で今夏最高気温の週になると予報している。
BoMのアガタ・イミエルスカ予報官は、「ラ・ニーニャ現象が宣言されたままで、例年ならもっと暖かなこの何か月かに例年平均を上回る雨...
女性1人濁流に流され死亡、男性1人は救出
12月9日からNSW州南東部で大雨のため、各所で局地的洪水が起きている。
12月10日付ABC放送(電子版)が伝えた。
10日も州南東部では100mmの雨量が予想されており、モルヤ川、デゥア川には洪水警報が出されていた。
SESは、浸水した道路を突っ切ろうとして運転不能になった車両の乗員や増水した川に取り残されたキャンパーなど少なくとも8件の洪水関...
労働条件、民営化、安全問題などで同日に
12月7日付ABC放送(電子版)は、NSW州の鉄道運転士、バス運転手、公立学校教師の職場放棄などの労働争議が決行されると報道している。
そのため、シドニー都市圏を初めとする地域で通勤通学に混乱が出る模様。
州の鉄道運転士は、鉄道民営化を警戒しており、また、運行の安全性についても当局にまた、一部の運行が既に民営化されているバスもシドニー都市圏南西部の運転...
NSW州地方自治体選挙当日開票分
12月4日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、同日行われたNSW州地方自治体選挙で、クロバー・ムーアシドニー市長が歴史的な5選を果たすことが確実になってきたと伝えている。
シドニー市議会選挙ではムーア現市長を含め、候補者5人全員女性というこれも歴史的なできごとになっており、ムーア氏は得票率を減らしながらも5期目に入ることになった。
この日...
元顧問の訴えでアラン・タッジ議員、大臣休職
12月2日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、連邦閣僚のアラン・タッジ教育相は、過去に男女関係のあった元大臣顧問から、「2人の関係は心理的虐待関係だった」との訴えが出たため、大臣職を休職した。
女性はタッジ大臣の元メディア顧問レイチェル・ミラー氏で、「大臣と男女関係にあった時期、大臣から心理的虐待を受けており、一度は身体的虐待も受...
連邦議会職員3人に1人がセクハラ被害を証言
11月30日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、性差別禁止委員会のケート・ジェンキンズ委員長の報告を伝えた。性差別禁止委員会は豪人権委員会内の小委員会。
同委員会は、連邦議会内でのセクシャル・ハラスメントの実態を調査しており、11月30日に連邦議会でジェンキンズ委員長が報告を発表した。
連邦議事堂内の職場風土を調べたジェンキンズ...
「将来は首相の器」と言われながらスキャンダルにまみれ
12月1日、連邦与党のクリスチャン・ポーター元法務長官が、今期限りで政界を引退する考えを明らかにした。また、グレッグ・ハント保健相は12月2日付を持って政界を引退する考えを明らかにした。
同日付ABC放送(電子版)が伝えた。
ポーター議員は、WA州議会から連邦議会に転じた法務系の政治家で、「将来は首相の器」と言われていたが、「大学時代に参...
オーストラリア政府、連邦警察官・陸軍部隊派遣
11月26日付ABC放送(電子版)は、ソロモン諸島の首都ホニアラの反政府・反中国暴動に対して、同国政府の要請に応じてオーストラリア政府が空港警備などの治安維持のため、連邦警察官や豪陸軍部隊を派遣したことを伝えている。
ソロモン諸島では2019年に台湾との国交を断絶し、中華人民共和国との国交一本に絞った時から一部で不満が高まっていたとしているが、もと...
年明けに上院で審議後賛成多数なら立法化に
患者が任意で決定し、ごく一部に医師の援助を借りて最終的に自死する行為を合法化する立法は、かつては安楽死法と呼ばれたこともあるが、その後、英語名称の変化に伴い、尊厳死法などの言葉を経て、最近では”voluntary assisted dying”(自発的幇助自死)と呼ばれるようになっている。このような用語の変遷はこれが非常に微妙な問...
1987年以来警察勤務、2人の長官候補を抑え
11月24日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、退任するミック・フラーNSW州警察長官の後継者として、カレン・ウェブ氏が女性初の同警察長官に選ばれたことを伝えている。
現在、ウェブ氏は同警察のcorporate services担当副長官を務めており、オーストラリアで最も古く、またもっとも大規模な警察組織の長を務めることになった...