内陸の乾いた熱い空気がゆっくりと東進
オーストラリア大陸内陸で熱せられた乾いた空気の塊がゆっくりと東進しており、4月中旬とは思えない摂氏30度を超える3日間が続くと予想されている。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。
この熱い乾いた空気のため、ブルー・マウンテンなどではブッシュ・ファイア防止の野焼きを行うことになっており、NSW州政府は、4月11日のシドニー盆地一帯の大気汚...
シドニー首都圏を中心にNSW州全域
シドニー首都圏とNSW州内ほぼ全域で比較的高温の気象条件で2018年を迎え、4月に入っても例年にない暖かさが持続すると予報されている。また雨は当分期待できそうにない。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。
気象庁(BoM)の発表によると、シドニー・オブザバトリー・ヒルの気象観測所では今年3月の最高気温は例年3月平均気温を2度上回っていた。ま...
QLD州海岸部に強風と大雨の予報発令
1週間ほど前からサンゴ海洋上にあった熱帯性サイクロン・アイリスは一旦勢力を弱め、熱帯性低気圧になって北西に移動していたが、QLD州ケアンズ沖合で再び勢力を強め、再び熱帯性サイクロンになって進路も南西に変更している。中心は大陸には上陸せず、東に進路を変えると予想されているが、QLD州海岸部で強風と大雨の予報が発令されている。
ABC放送(電子版)が伝えた。
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4月1日午前3時を午前2時に戻す
デーライト・セービング・タイムはもともと高緯度地域でないと意味がなく、従ってこの制度を採用しているのはNSW、VIC、SA、TAS4州とACTのみで、低緯度地域を持つQLD、WA両州と北部準州(NT)は採用していない。
また、採用している州、準州で時差はあるが、時刻変更日時はいずれも同じ。
デーライト・セービング・タイムは、毎年10月第一日曜日の午前2時に始...
21日早朝にハンター、湖水地域、マニング川など
3月20日、気象庁(BoM)は、21日朝からNSW州の中部海岸、ニューカッスル、ロワー・ハンター、マニング川などの地域に豪雨と洪水のおそれがあるとの警報を発令した。
ABC放送(電子版)が伝えた。
また、「海岸部の低気圧は今週末までにかけて連日の雨を降らし、各所で洪水をもたらす可能性もある」としている。
BoMのアン・ファレルNSW州部長は、...
強風と高温乾燥気象に煽られ、あっという間
3月18日正午過ぎ、国道1号線でビクトリアとの州境に近いベガから15km、河口の町タスラ付近で出火、瞬く間に海にまで迫り、途中の69戸の住宅を焼き尽くした。
ABC放送(電子版)が伝えた。
出火後、警報に従って住民は砂浜に避難し、無事だったが、午後5時頃には住民の住宅が焼け落ちていたと伝えられている。一般的なブッシュファイアの経過から見ても手のつけら...
3月の最高気温記録を書き替えることは確実
3月18日、シドニー地域は最高気温摂氏40度を記録するところが現れ、それ以外の所でも3月の平均気温を10度近く上回った。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。
3月17日夜にはシドニー市内では摂氏20度、首都圏西部でも摂氏15度まで下がっていたが、18日は夜明けから徐々に気温が上昇した。
午後3時にはバンクスタウンで摂氏40.1度を...
空港閉鎖や停電などの被害、そのまま南西へ抜ける
3月17日、サイクロン・マーカスがダーウィンを直撃し、ダーウィン空港が閉鎖になった他、各所で停電、倒木などの被害をもたらした。
ABC放送(電子版)が伝えた。
また、暴風雨のさなかにダーウィン港のダイナ・ビーチ・マリーナに係留してあったボート2隻のロープが緩んで、ボート・ランプに衝突し始めたため、NT水上警察が出動し、2人を救出した。1人は呼吸...
国内線ターミナル1箇所と国際線ターミナル
3月9日早朝からシドニー空港の国内線ターミナルT2と国際線ターミナルT1でコンピュータの故障からCCTVなどが正しく機能しなくなり、出発フライトの搭乗手続きが大幅に混乱・遅延した。
ABC放送(電子版)が伝えた。
午前8時30分には空港が「通常の搭乗手続きを再開した。遅れを取り戻すために最大限の努力をしている」と発表している。
また、「混乱と遅延は...
NSW州野党「ただでさえ重圧にあえぐ鉄道網に」
シドニー市のセントラル駅は1日に27万人を超える乗降客があるが、州政府は、このセントラル駅を大々的に改装する計画を建てており、アンドリュー・コンスタンス運輸相は、「この大改装工事は旅客に影響はない」としている。しかし、野党労働党は、「最近のシドニー鉄道の混乱、遅延、間引き運行を考えれば、大臣の発言は希望的観測」としている。
ABC放送(電子版)が...