再び熱波がシドニー都市圏に向けて移動中
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)は、気象庁(BoM)の予報として、熱波がシドニー都市圏に向けて移動中であり、クリスマス・デーは真夏日になり、翌ボクシング・デーも暑い日になる見込みと伝えている。
市内も何日かは雨もなく、快晴日が続くと予報されており、クリスマス、ボクシング・デーは摂氏29度を超える日となる見込み。また、NSW州の大部分で暑く乾燥し...
建物で怪音とゆがみ、3000人が不安な夜明かし
12月24日午後2時45分頃、シドニー・オリンピック・パークにある新築の高層アパートメント・ビルで住民から「建物から何かが割れるような音がする」との訴えがあり、安全のため建物と周辺の住民3000人を避難させた上で、警察官や建設技師が建物の安全検査を行っているが、建物に歪みが出ていることが確認されており、住民はいつ帰れるか分からないまま不安なクリスマ...
来週のシドニー地域は連日摂氏35度超え予想
シドニー地域はこの数日繰り返し雹や雷を伴う暴風雨に見舞われていたが、クリスマス・デーを挟んだホリデー期間には「危険レベル」の熱波がこの地域に停滞することが予報されている。
気象庁(BoM)のアガタ・イミエルスカ・マネージャ代理は、「予想されている熱波はいつ終わるのか見通しが立たない。そのため、ホリデー期間中は毎日気象警報に注意してもらいたい」と語って...
車の窓ガラス割れ、空港はフライトが混乱
12月19日に続いて20日もシドニー都市圏は午後遅くに雷を伴う嵐に見舞われ、各所で大粒の雹が降った。テニスボール大の雹が降ったところもあり、車の窓ガラスが割れ、ボディにへこみができるなどの被害が出た。
ABC放送(電子版)が伝えた。
気象庁(BoM)は、北部海岸のリズモアから南部海岸のモルヤ・ヘッズまでNSW州の東海岸地域に激しい雷を伴う嵐と大雨、破壊...
700mmの降水量を記録したところも
熱帯性サイクロン「オウエン」は、珊瑚海からQLD州のヨーク半島南部を横断してカーペンタリア湾に入り、そこで再び成長を始め、カテゴリー3にまで復活したが、12月15日、ヨーク半島横断中に勢力が熱帯性低気圧にまで衰えた。しかし、降水量はすさまじく、1日で700mmを記録したところもある。
ABC放送(電子版)が伝えた。
気象庁(BoM)は、「ヒンチンブルック...
QLD州からVIC州までサイクロン、砂嵐、暴風雨
12月15日は、QLD州では逆戻りサイクロンがカーペンタリア湾からヨーク半島南端を東に移動しており、VIC州では暴風雨で各所に局地的洪水をもたらした。また、NSW州西部などには砂嵐が吹き荒れ、NSW州海岸部には雷を伴う暴風雨が荒れた。そのため、シドニー都市圏西部、ヒルズ地区で倒木の他、広域停電が起きるなどしている。
ABC放送(電子版)が伝えた...
1日で1か月分の降水量記録
12月13日、暴風雨がVIC州上空を移動、特に北東部で大雨をもたらし、各所で局地的洪水が発生、ワンガラッタ地区ではヒューム・ハイウェイが各所で浸水した。また、13日1日で1か月分の降水量を記録したところも多い。
ABC放送(電子版)が伝えた。
浸水した道路を突っ切ろうとした車の立ち往生が相次ぎ、警察ではドライバーに洪水を突っ切ろうとしないよう再三呼びかけている。ア...
北では逆戻りサイクロン、南は大型の低気圧
今後何日間か、大陸の北には逆戻りの熱帯性サイクロン、南には大型の低気圧が成長しており、大陸東部はヨーク半島からTAS州北部までがすっぽりと雨雲に覆われ、各地に大雨をもたらすと予報されている。
ABC放送(電子版)が伝えた。
また、気象庁(BoM)は、東部各州に風雨警報を発令している。
南部の低気圧は12月13日にVIC州北部からNSW州南部にかけて...
エル・ニーニョ説からインド洋ダイポール現象説に
今から10年前、若手気候学者のキャロリン・ウーメンホファー氏の率いるオーストラリアの研究チームがオーストラリアの過去100年以上の期間の旱魃の記録を調べ始めた。
これまで、オーストラリアの旱魃のサイクルはエル・ニーニョ・南方振動(ENSO)によるものと考えられていた。しかし、このNSW大学の研究チームは他の原因を探し始め、20世紀が終わる頃にイン...
フィツロイ・クロッシングで12月の最高気温記録更新
12月6日、異常な熱波がWA州北部から大陸を覆い、SA州のアデレード、VIC州のメルボルンまで広がっていると伝えられた。
WA州北部は熱帯性気候地域に入るが、その地域でもかつてないほどの異常な熱波が始まっている。
ABC放送(電子版)が伝えた。
WA州北部のフィツロイ・クロッシングでは最高気温摂氏47度と予報されており、これは同地の12月...