気温の低下で取り巻く状況の好転も
NSW州各地のブッシュファイアはまだ燃え続けているが、12月7日には高温乾燥強風の気象条件もやや緩和しており、火勢もこれまでの激しさを見せていないが、当局は、「地域住民はまだ完全に危険を逃れたわけではない」と警告している。
ABC放送(電子版)が伝えた。
大シドニー地域では北と南で大きなブッシュファイアが燃え続けており、民家にも近づいている。また、中部海岸と...
ワラガンバ・ダム湖周辺でも炎上中
NSW州郡部消防局(RFS)は、シドニー都市圏の北で燃えているブッシュファイアが複数合併し、火炎前線が60kmにもなるメガ火災になったと発表している。
ABC放送(電子版)が伝えた。
また、気象庁(BoM)は、「大きすぎて消火活動が不可能なブッシュファイアもある。また、煙が厚すぎるため、透かした空がオレンジ色に見えるし、レーダーでは雨のように映っている」と発...
裸火禁止令のシドニー都市部にも煙立ちこめる
NSW州一円に激甚火災危険警報と裸火禁令が発令されているさなか、シドニー都市圏周辺部各所でブッシュファイアが発生しており、シドニー都市部にもブッシュファイアの煙が立ちこめ、空と太陽がオレンジ色の霞に包まれている。
ABC放送(電子版)が伝えた。
現在5箇所のブッシュファイアが「緊急」警報レベルに達しており、南部海岸地域の住民には今から避難しても手遅...
平地は雨、1000m以上の高地には雪も
気象庁(BoM)は、VIC州の12月1日の気象予報として、平地は雨、1000mを超える高地には雪が降る可能性もあると発表した。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
メルボルンの11月30日の気象予報は、最高気温18度、にわか雨、としているが、12月1日は最高気温17度、降水量は5mmと予報されている。
12月2日は来週1週間...
豪雨中に満杯になったダムの放流で被害が拡大
2011年初めにQLD州のほぼ全域に自然災害被災地域が宣言されたが、州南東部の2つのダムで豪雨のさなかに水位が危険な高さになったことで緊急放流が行われた。この放流の水が他の川から流れ込んできた豪雨の水と合わさり、下流の洪水被害が拡大する結果になった。
洪水被害者6,800人がQLD州政府とダム管理者のSeqwaterおよびSunwaterを相手取って...
買って間もなくテスト中にエンジン不良から炎上
2018年1月、オーストラリア国防省が空軍(RAAF)に購入したばかりのEA-18Gグラウラー電子戦機がアメリカ合衆国ネバダ州の米軍基地でエンジン不良から炎上し、1億2,500万ドルの新機体が煙と消えた。このほど、豪国防省は、「アメリカ側は一切の品質保証を拒否し、返金にも応じていない」ことを明らかにした。
また、オーストラリア政府がフランスに依頼し...
10分間で倒木、51,000戸停電など相次ぐ
11月26日午後、シドニー都市圏一帯で雷を伴う激しい嵐が荒れ、わずか10分ほどの間になぎ倒された大木の下敷きになって車が破損するなどしており、さらに電線が切れ、51,000戸が停電するなどの被害が出ている。
ABC放送(電子版)が伝えた。
気象庁(BoM)は、州全域に大粒の雹、雷を伴う激しい風雨などの警報を発令していた。
また、アッパー・ノース...
当局が地域の大気質の悪化を警告
気象庁(BoM)は、シドニー都市圏全体を覆っていた煙は、週末に向けて一部の地域では薄れるだろう、ただし、これは一時的な現象で再び煙と砂塵がシドニー地域を覆うことが考えられると発表している。
ABC放送(電子版)が伝えた。
今週の3日間、シドニー地域の大気質は、「有害」レベルまで悪化していた。
同地域を覆っていた煙の大部分はNSW州北部のブッシュファイアの煙が...
11月20日以降も煙の健康障害予想
11月19日のシドニー地域は一日中周辺のブッシュファイアの煙が立ちこめ、視界も悪化。呼吸器系の症状で50人が治療を受けなければならなくなった。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
同日、保健局はシドニー人口稠密地域の大気質悪化で呼吸器系患者には症状悪化が起きると警報を発令し、午前6時以降、救急隊が出動し、喘息などの応急処置をする件...
中部海岸地域では煙が人家密集地域に流れる
11月15日、NSW州郡部消防局(RFS)は、ブルーマウンテン国立公園の北方、ウォレミ国立公園地域でブッシュファイアが発生しており、東のコロ・ハイツ方面に急速に移動していると発表、住民の避難を呼びかけた。
ABC放送(電子版)が伝えた。
ウォレミ国立公園のブッシュファイア現場はシドニー都市圏最西端、リッチモンドの北西40kmのゴスパーズ・マウンテンで...