ただし陰性に限り、帰還後は収容所で14日の隔離
横浜港で隔離されているクルーズ船、ダイアモンド・プリンセスの乗客はすでに陽性患者が300人を超えており、船客、乗員の10%近くが陽性と判定されたことになる。一方、アメリカ政府は自国国民船客の大部分を羽田空港からアメリカ本土の米軍基地に運び、そこで14日間の隔離収容の後、解放することを決め、すでに米本土に帰還している。
アメリカの決定に続いて、オー...
米政府がクルーズ船の米人乗客引き取り発表
横浜港に隔離停泊措置を受けているクルーズ船、ダイアモンド・プリンセスには200人を超えるオーストラリア人船客が乗っており、その200人余りの船客のオーストラリアへの引き取りについて、オーストラリア政府が「引き取りを検討する」と発表した。
2月15日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
14日段階では、オーストラリア政府のマリ...
WA州民としては初の感染例
横浜で検疫隔離を受けているダイアモンド・プリンセスでパース出身の男性(80)がCOVID-19に感染していることが判明した。WA州民としては初の感染例となった。
ABC放送(電子版)が伝えた。
同クルーズ船は、2月4日以来横浜港に停泊しており、物資の供給や発病者の病院への隔離収容などが続いているが、3,800人近い乗客、乗員からはすでに200人ほどの新型コロナウィ...
サイクロンの高波で砂浜の浸食も懸念される
サイクロン・ウエシは、タスマン海のロード・ハウ島を過ぎ、勢力も衰えて、現在は「元熱帯性サイクロン」と呼ばれている。この元熱帯性サイクロンの影響で強い高波がNSW州沿岸に打ち寄せているため、NSW州各地で海岸遊泳禁止措置が出されている。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
遊泳禁止措置は2月16日まで続けられる予定で、また、先...
NSW州郡部消防局、全ブッシュファイア抑制宣言
この一週間に降り続いた雨のおかげでシドニー地域の水源地のダム水位は2018年4月以来の最高に達した。また、郡部消防局(RFS)は、NSW州内で続いていたブッシュファイアがすべて公式に抑制したと発表した。
ワラガンバ・ダムは13日夕刻には容量の73.9%まで水位が達しており、州内の全てのダムの総合平均供給容量は75%強になっている。
シドニー・モ...
ただし、シドニーまでは届かない見通し
南太平洋上で発生したサイクロン・ウエシは珊瑚海を南下しているが、東の高気圧に押されて西に移動、大陸東海岸を南下すると予想されている。ただし、シドニーは最悪の事態は免れる見込み。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
この週末(15日、16日)頃、NSW州東部海岸地域には熱帯性サイクロン・ウエシの影響で荒れ模様の気象になる可能性があ...
ワラガンバ・ダムは42%の渇水水位から63%に
2月10日、NSW水道局は、シドニー都市圏に上水道全体の80%を供給する最大の水源地、ワラガンバ・ダムの貯水量がこの週末の大雨で42%から63%に跳ね上がったと報告している。
ABC放送(電子版)が伝えた。
2月6日(木曜日)から9日(日曜日)までの4日間の降水量は1990年以来最大となっており、ワラガンバ・ダムには周辺の山岳地域から総量8,2...
第二陣到着も現地にはまだ帰国希望者が在留
2月9日昼前、新型コロナウィルス発生源の中国武漢市からの救出チャーター機第二陣がダーウィンの空軍基地に着陸した。同機は中国当局の着陸許可が出ないため、香港に待機し、武漢出発が2日ほど遅れている。また、当初、オーストラリア国民、永住権者の救出に対して中国当局が許可を拒否したとも伝えられている。
ABC放送(電子版)が伝えた。
児童90人、乳幼児11人を...
ナラビーン地区では低地の住民に避難命令も
2月9日もNSW州東海岸地域で大雨が降り続いており、各所で洪水、倒木、停電が頻発している。シドニー都市圏北部のナラビーン地区ではナラビーン・ラグーンは堤防が破れており、午後10時には満潮になることから、低地の住民に、「午後10時30分までに避難するよう」命令が出ており、水位が2.4mに達すればピットウォーター・ロードは切断される。州緊急救援局(SES)で...
中国側の着陸許可遅れで延びていた第二陣
新型コロナウィルス発生源の武漢でオーストラリア帰国第二陣の政府チャーター機を待っているオーストラリア国籍者と永住権者に新しい離陸予定が伝えられた。
第二陣を乗せるカンタス機は香港で待機しているが、中国政府の着陸許可が出ないため、出発が延び延びになっていた。また、新しい離陸予定も中国政府側の認可待ちで、さらに延びる可能性がある。
ABC放送(電子版)が伝...