労働力の技能転換で失業率引き下げ狙う
5月9日付ABC放送(電子版)は、ジョッシュ・フライデンバーグ財相が、「JobTrainerは効果を上げている」と発言し、10億ドルの予算で高校中途卒業者、若年者、失業者を対象に職業訓練や技能転換のプログラムを展開し、失業率をパンデミック前のレベルより引き下げる目標を明らかにしたと伝えている。
同プログラムはこれまで17歳から24歳までの失業者を対象にして...
次期選挙の当選順位枠で1位から3位に
第二次世界大戦中、フランスのナチス傀儡ビシー政権にドイツ大使として務めていたオットー・アベッツ(戦後は戦犯)を大叔父に持つエリック・アベッツ氏は古参のTAS州選出自由党連邦上院議員で自由党内では超保守派として知られている。
アベッツ議員は古参議員としてこれまで影響力を振るっていたが、次期選挙に向けた上院選挙候補当選順位枠でこれまでの最上位から第3位に降ろされ...
医療従事者最優先でコロナウイルス接種予約
5月10日よりシドニー西部ホームブッシュのオリンピック・パークで大規模接種所が開所する。当初はシドニー都市圏の医療従事者の予約を最優先で受け付けている。
5月9日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
一方、NSW州政府は大シドニー地域のコロナウイルス規制を5月17日午前零時1分まで1週間延長すると発表した。延長の理由は、シド...
5月8日まで市中感染の陽性者はゼロを維持
グラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、シドニー都市圏、ウロンゴン、ブルーマウンテン、中部海岸を含む大シドニー地域のコロナウイルス規制を現在の期限の5月10日からさらに1週間延長し、5月17日午前零時1分までとすると発表した。
5月9日付ABC放送(電子版)が伝えた。
ただし、5月8日午後8時までの24時間のコロナウイルス検査でも新しい陽性者は1人...
連邦政府、批判受けて「インドからの帰国」解禁に
インドでは毎日何十万人ものコロナウイルス陽性者が出ていることから、スコット・モリソン連邦首相は、「インドからの帰国フライトを禁止する。他国経由でオーストラリアに帰国した者は懲役刑と罰金を科す」と発表し、グレッグ・ハント保健相のメディア・リリースにも明記されていた。
しかし、国内で猛烈な批判が噴き出したため、モリソン政権は5月15日からインド滞在中...
3,100万ドルを資格に欠けるプロジェクトに交付
5月6日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、保守連合連邦政権の大臣が省庁職員の勧告を無視して、「安全なコミュニティ交付金」を受給資格のない教会や文化イベントに交付していたことを報道している。
現保守連合政権はこれまでもスポーツ関係や復興基金などで保守連合議員地盤に偏って資格のない団体や自治体プロジェクトに交付するなどの行為を...
商業施設、飲食店、マスクなどの規制再導入
シドニー都市圏で最初に市中感染陽性と判定された50代の男性の妻も検査の結果、陽性と判定された。2人の市中感染者発生でNSW州政府は、大シドニー地域にコロナウイルス規制の再導入を発表した。
5月6日付ABC放送(電子版)が伝えた。
NSW州保健局は、「男性のウイルスはホテル隔離の海外帰国者と同じ株だったが両者を結びつける感染経路が突き止められていない」...
専門家は「再生可能エネルギー転換に干渉」批判
NSW州政府と連邦政府が新規ガス火力発電所建設に巨額を投資すると発表しており、投資家や専門家は、「政府のこのような干渉は化石燃料発電から再生可能エネルギー発電への移行を混乱させるもの」と批判している。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
5月4日、NSW州政府は、エナジー・オーストラリア社がレーク・イラワラ畔のタラワラ火...
VIC、NSW、連邦の構想をよそに企業は撤退
これまでにVIC、NSW両州政府と連邦政府が「国内でmRNA技術ワクチンの開発を」と打ち上げているが、ワクチン開発の専門家は、「少なくとも2億5,000万ドルの資金と大手医薬品企業のサポートが必要」と指摘しており、オーストラリア国内でのmRNA技術を使ったワクチン開発提案に冷や水を浴びせている。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が...
ジェリー・ハービーの企業はJobKeeper返済を拒否
小売りブランド・グループ富豪、ソロモン・ルー氏は、コロナウイルス猖獗中の社員雇用確保対策のJobKeeper制度で連邦政府から受け取った1,560万ドルを返済すると発表した。一方、ハービー・ノーマンのトップ、ジェリー・ハービー氏は返済の考えを否定した。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
ルー氏はPremier...