パラシェイ州首相、モリソンの批判に反論
海外からの帰国者や入国者の14日間の隔離制度運営で連邦政府は全面的に州政府に預けているが、本来入出国管理は連邦政府の管掌分野であり、各州政府からは制度運営で批判だけはしてくるスコット・モリソン連邦政府に対する不満がしばしば噴き出している。
5月19日付ABC放送(電子版)は、QLD州政府と連邦政府の口論が続いていると伝えている。
アナスタシア・パラシェ...
「ハンター・バレーの新発電所で電力料金引き下げ」
5月17日、スコット・モリソン連邦首相は、NSW州ハンター・バレーのカリ・カリに計画されているガス火力発電所建設に6億ドル出資の考えを明らかにした。
同日付ABC放送(電子版)が伝えた。
モリソン首相は、「このガス火力発電所の稼働でNSW州の電力料金を引き下げることができる」と約束している。
モリソン連邦政府の決定は、気候温暖化問題に関して...
刺傷事件後の措置にシク教徒コミュニティ憤激
シドニー都市圏北西部の学校で刺傷事件が起きたため、州教育省は、宗教儀式用であっても刀剣の携帯を禁止した。男子が短剣を携帯する習慣を持つシク教徒コミュニティが州教育省の措置に憤激している。
5月18日付ABC放送(電子版)が伝えた。
この刀剣は刀身の大きく反った短剣で、キルパンと呼ばれ、弱者を守り、不正義に立ち向かう象徴とされ、ローブの下に帯びるよう...
閉鎖解除に向けた道程で見解の相違
オーストラリアの国境閉鎖解除に向けた道程に関して、アナスタシア・パラシェイQLD州首相とスコット・モリソン連邦首相との間で意見の対立が起きている。
5月17日付シドニー・モーニング・シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
州政府は国境閉鎖解除に向けて、隔離制度を拡充し、新たに大規模な隔離センターの開設を提案しているが、モリソン連邦首相が...
アメリカからの帰国者と市中感染の経路つかめず
NSW州保健局は、アメリカからの帰国者のインド型コロナウイルス株と、シドニー東郊在住のカップルの同型株の感染経路がつかめていないが、日が過ぎても新しい感染者が出ておらず、NSW州政府は、感染経路不明のまま大シドニー地域のコロナウイルス規制を緩和すると発表した。
5月16日付ABC放送(電子版)が伝えた。
この決定により、5月5日から実施視されてい...
カンタス・政府が検査依頼したラボは認定停止処分中
コロナウイルス蔓延がおさまらないインドで立ち往生しているオーストラリア国民を帰還させるカンタス航空機搭乗前の検査で陽性と判定された70人を超える乗客は搭乗を拒否されたが、その後、2度目の検査で少なくとも3人が陰性と判定されており、インドでの検査の精度が疑われている。
5月16日付ABC放送(電子版)が伝えた。
5月15日朝、連邦政府がチャータ...
先住民族、人権団体、政府に断固とした態度を要求
5月15日、シドニーとメルボルンでは、パレスチナ支持の抗議集会が開かれ、数千人が参加した。
ABC放送(電子版)が伝えた。
この集会ではパレスチナ系コミュニティ、人権団体、政治団体の代表が発言し、パレスチナ地域の平和を呼びかけた。
シドニー・タウンホールでは、イラク、レバノン、シリア系市民やオーストラリア先住民族アボリジニ・コミュニティも参加...
州大臣辞任の前歴の持ち主議員辞職に
選挙が終わったばかりのTAS州議会で与党自由党のアダム・ブルックス議員が銃砲関係などの犯罪で起訴されたため、議員辞職した。
5月14日付ABC放送(電子版)が伝えた。
ブルックス被疑者は5月選挙でブラッドン選挙区から立候補して当選しているが、ピーター・ガットウェインTAS州首相は、「ブルックスは辞表を出しており、議員に就任することはない」と発表している。
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帰国予定の豪国民多数が感染して搭乗禁止
5月15日には連邦政府の「インド封鎖」が解除され、インドに滞在中の豪国民を救出する政府チャーター機が飛ぶことになっているが、帰国する予定の豪国民多数が搭乗前のコロナウイルス検査で陽性と判定されたため、搭乗禁止され、客席は半分が空席状態と伝えられている。
5月14日付ABC放送(電子版)が伝えた。
一方、医療設備などを積んだインド支援機第二便が5月13日...
大臣辞任、自由党離党無所属議員で捜査待ち
NSW州の保守連合政権で大臣一人が性暴行容疑で警察の捜査を受けていることが明らかにされた。
5月13日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
この大臣は、グラディス・ベレジクリアン保守連合NSW州政権のガレス・ウォード家族地域社会障害者問題担当相で、容疑の行為を否認しており、ジャーナリストに教えられるまで捜査を受けていることも...