違法「自動取り戻しシステム・ロボデット」を断罪
保守連合連邦政府は、福祉金などの過支払いを取り戻すコンピュータ自動返金請求システムとして、「ロボデット」を立ち上げた。しかし、大勢の福祉金受給者が、「身に覚えのない金額」や「福祉金を受け取ったことがないのに返済を要求された」との苦情が次々と寄せられた。しかし、連邦政府は何年もこのような苦情を拒絶、放置していた。そのため、生活の困苦で自殺者まで出して...
「豪は血栓症診断と治療で世界をリード」と主席医務官
アストラゼネカ・ワクチンと血栓症の因果関係は先にヨーロッパで問題になり、オーストラリアでも認可がおりて接種が始まってから、50歳未満に多く「血小板減少症を伴う血栓症(TTS)」患者が出たため、オーストラリアの医療専門家パネルは、50歳未満にはファイザー、50歳以上にはアストラゼネカ」を推奨している。
これまでに48人のTTS患者が出ており、う...
連邦政府、突然「NZかUSが受け入れ表明」と発表
QLD州ビロウィーラの町に住んでいたタミール人の女児を含む家族は、町の人達の嘆願もむなしく、ピーター・ダットン内相時代の2019年にWA州クリスマス島入管収容所に移された。その後も、オーストラリア国籍を得る資格のある次女が治療を受けないままになっていた肺炎から敗血症にかかっており、パースの病院に母親に付き添われて入院している。
一方、スコット・...
VIC州の接触追跡チーム、感染源帰国者判定
メルボルンでデルタ株のクラスターが発生し、VIC州保健当局は感染源不明のアウトブレークとして警戒していたが、接触追跡チームが、アデレード経由の帰国者とは別の海外帰国者からの感染と判定したが、どのようにしてウイルスが漏れ出たのかはまだ明らかになっていない。
6月8日付ABC放送(電子版)が伝えた。
ゲノム解析の結果、5月にメルボルンに到着した海外から...
「最高150人」が国家安全保障にも脅威に
連邦政府の情報機関報告書が、「犯罪組織がカンタス航空社に浸透しており、その数は150人にもなると発表している。
6月3日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
犯罪取り締まり当局は、バイキーズその他の犯罪組織がカンタス航空社に浸透し、ドラッグ密輸入その他国家安全保障を脅かすような行為に利用している、と判断している。
プロジェ...
すべて既知のアウトブレーク関連と判明
6月7日、VIC州政府のマーティン・フォリー保健相は、6月6日午後8時までの24時間に新たに11人が市中感染陽性者と判定されたと発表した。ただし、うち2人は6月6日中に発表されており、6月7日発表分としては9人にとどまる。
ABC放送(電子版)が伝えた。
6月6日午後8時までの24時間の検査人数は24,265人と高記録を続けており、市民の関心の高さがうか...
うち2人は高齢者介護施設関連
6月6日、VIC州政府は、6月5日午後8時までの24時間に新たに4人が陽性と判定されたと発表している。また、うち2人はメルボルン西部の高齢者介護施設関連と発表している。
同日付ABC放送(電子版)が伝えた。
さらに、海外からの渡航者・帰国者のホテル隔離で6人が新たに陽性と判定されている。
現在、VIC州では2種の異なる株が検出されており、接触追跡チームはこれま...
度重なるホテル隔離からのウイルス・クラスター災害
先にQLD州がトゥーンバ市付近のコロナウイルス隔離施設建設計画を連邦政府に提出したが、スコット・モリソン連邦首相が、「細部が問題」と回答し、これに対してQLD州政府は、「計画書を読めば細部も分かっていたはず」と反論した。さらに、VIC州政府が、「出入国管理は連邦政府の管轄、海外から渡航者・帰国者の隔離は連邦政府が責任を持つべき」として、メルボルン...
ロックダウン2週間の終わりに近づき、危機感も
VIC州のロックダウン2週間目も間もなく終わろうとしているが、大型のクラスターとは異なる変異株の感染者が現れており、州保健当局者は、この変異種の感染源を突き止めるために懸命になっている。
ABC放送(電子版)が伝えた。
VIC州メルボルン市北郊地区のコロナウイルス・クラスターは70人に膨れ上がっているが、保健当局者は、このクラスターだけでなく、ご...
マイケル・デーリー元党首が党首選取り下げ
NSW州議会野党の労働党は、ジョディ・マッケイ前党首が党首を辞任したのを受けて新党首選出に向けて動いていた。マイケル・デーリー元党首と若手のクリス・ミンズ議員が党首候補の名乗りを挙げていたが、デーリー元党首が候補を取り下げたため、ミンズ候補が無投票で新州労働党党首に選ばれた。
6月4日付ABC放送(電子版)が伝えた。
ミンズ候補は前回、前々回の党首選...