空港手洗い未熟児置き去り、豪政府、AFPに照会
10月2日、カタールの空港の手洗いで置き去りの新生未熟児が発見された。これを受けた空港警備当局が搭乗済みの女性乗客全員を下ろし、全員を脱衣身体検査するという異常事が起きた。豪外相は、この事件を連邦警察(AFP)に照会したと発表している。
ABC放送(電子版)が伝えた。
事件は10月25日まで伏せられていたが、10月26日、マリス・ペイン外相は、...
他の順番待ちが加わり、各州の受け入れ枠障害に
現在、海外に足止めされている2万人以上のオーストラリア国民をクリスマスまでに帰還させる計画が出されているが、帰還リストにさらに追加があり、しかも各州で毎週の帰還受け入れ枠が障害になっている。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
スコット・モリソン連邦首相は、「障害はあるが、なんとか実現させたい」としている。
また、「帰...
国際安全保障の焦点をアジア太平洋地域に移動
10月23日、オーストラリア政府は豪海軍艦船の中東派遣を停止すると発表した。オーストラリア政府は、国際関係がアジア太平洋地域や対中国に比重を移していると判断している。
ABC放送(電子版)が伝えた。
中東に派遣されていた最後の豪海軍艦船のHMASトゥーンバは2020年6月に帰港しており、現在は豪海軍は一隻も中東周辺海域にはない。
これまで豪海軍は...
「ヘリに乗せきれないアフガン捕虜を現場で射殺」
10月21日、元米軍海兵隊員(USMC)が、「アフガニスタンで、アフガン捕虜を基地に連れ帰るヘリコプターの定員が捕虜の数より1人少なかったため、豪国防軍特殊部隊(SAS)隊員がその場で捕虜1人を射殺した。これは戦争犯罪行為ではないか」と発言している。
ABC放送(電子版)が伝えた。
また、ある米海兵隊員は、「アフガニスタンで、豪兵は、行く先々に...
2007年以来13年ぶり、中国の不快表明必至
豪中関係が次第に険悪化している現在、オーストラリア海軍が2007年Exercise Malabar以来初めて日米印3か国の海上演習に参加し、4か国海上演習になることが決まった。
中国政府が不快感を表明することはほぼ確実な見通し。
ABC放送(電子版)が伝えた。
日本の海上自衛隊も加わる3か国の大規模海上演習は12月に予定されており、今回公式にオ...
「トランス・タスマン・バブル」で国内に混乱
ニュージーランド(NZ)と、NSW州、NTとの間に結ばれた「トランス・タスマン・バブル」協定で、NZからの航空旅客が、そのままVIC、WA、TAS、SA4州に散らばっており、海外旅客には門戸を閉ざしているが国内州・準州に対しては州境を開いているVIC州ではNZからの旅客は空港からそのまま市中に散っており、一方、州境を閉ざしているWA、SA両州では旅客が...
NZからの旅客、メルボルンで捕捉できず
ニュージーランド(NZ)からNSW州、NTへの旅客は14日間のホテル隔離を免除される「トランス・タスマン・バブル」協定が始まったが、協定に加わっていないVIC州への海外旅客は従来通り14日間のホテル隔離が義務づけられている。しかし、10月16日にメルボルンに到着したNZ旅客はシドニーからの国内線を利用しているため、VIC州当局がNZ旅客を捕捉することができ...
ニュージーランドから渡航で14日間のホテル隔離なし
NSW州では最近連続して起きているシドニー都市圏南西部・西部のアウトブレークのため、大幅な規制緩和は延期されており、10月16日もホテル隔離中の帰国者4人、1人が市中感染の陽性と判定された。
一方、ニュージーランド(NZ)とNSW州、NTとの間で国境閉鎖が解除され、航空旅客便が再開され、NTには既に飛んでいるが、10月16日にはNSW州シドニ...
連邦政府、「中国エネルギー企業への政府介入」調査
連邦政府は、中国政府が国営エネルギー企業と製鋼企業に対して、「オーストラリア産石炭輸入を止めるよう」指示したとの報告の事実関係を調査する意向を明らかにしている。
ABC放送(電子版)が伝えた。
サイモン・バーミンガム貿易相は、「報告を読んだ。政府は中国に対してさらに詳細な説明を求めている。政府はまだ報告の内容を事実とする証拠をつかんでいない。...
「コロナウイルス蔓延時に政府が冷たい仕打ち」と
オーストラリア国内はどの州、準州もコロナウイルス鎮圧に成功し、新陽性者は激減しており、経済活動復活計画が掲げられる段階になっているが、海外留学生の入学が昨年比で激減しており、海外留学生数の回復が危ぶまれているが、コロナウイルス蔓延中のオーストラリア連邦政府の対応に対して留学生の間に反発が起きていることが伝えられている。
ABC放送(電子版)が伝え...